東南アジアのプレミアム・ストリーミングには成長の余地がある。

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ドイツのStatistaは2021年11月29日に、データ・ジャーナリストのカサリナ・ブーフホルツ(Katharina Buchholz)による「Room to Grow for Premium Streaming in Southeast Asia(東南アジアのプレミアム・ストリーミングには成長の余地がある)」を公開した。

https://time-az.com/main/detail/75721

東南アジアを攻める最新のプレミアムストリーミングサービスとして、「Disney+」は2021年にシンガポール、マレーシア、タイで開始された。

動画視聴に関しては、YouTubeやTikTokのような無料またはフリーミアムモデル(freemium models)が君臨しているこの地域では、定額制の動画ストリーミングはまだ成長の余地がある。

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Media Partners Asia社のデータによると、2021年の第3四半期に東南アジアで動画を視聴する時間のうち、プレミアムプラットフォームを利用しているのはわずか10%に過ぎない。
有名サブスクリプションサービスにとっての課題のひとつは、アジアの視聴者が好むコンテンツが異なることである。東南アジアで視聴されているコンテンツの3分の1強は北米またはヨーロッパのもので、残りは異なる地域の市場から発信されたビデオに分かれている。

最も人気があるのは韓国コンテンツで、次いで視聴者の母国のコンテンツ、日本のコンテンツ、中国のコンテンツとなっている。
「Disney+」は、韓国と日本のライセンス作品を追加することをすでに発表しており、これによりエンゲージメントが高まることを期待している。このサービスは、2021年11月に韓国、香港、台湾でも開始されたと報告している。

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