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中国のドローン初飛行のため、比類のない速度が可能な回転爆発エンジンの点火実験に「成功」

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」の北京のチャン・トン(Zhang Tong)は2023年09月25日に、中国のドローン初飛行のために開発された、比類のない速度が可能な回転爆発エンジンの点火実験に「成功」した技術は、軍用機や誘導ミサイルだけでなく、商用ロケットや高速ドローンにも応用できる可能性があると報告した。

ビリビリ(Bilibili)が撮影し、公開した中国でオンラインで拡散している画像には、制御された爆発を利用して衝撃波を発生させ、燃料と空気を完全に燃焼させるエンジンを搭載した初飛行前のドローンが示されている。

全長約5m(16フィート)のドローンの走行段階でエンジンが点火し、テストされている様子が映っている。
飛行中にエンジンが作動し続けたかどうかは不明。

ただし、Twitterで公開されたビデオでは、実際に飛行し、着陸している。

このFB-1 RDE(The FB-1 Rotating Detonation Engine/FB-1 回転爆発エンジン)は、重慶大学産業技術研究所(Chongqing University Industrial Technology Research Institute)と深圳(Shenzhen)に拠点を置く民間企業であるTWR(Thrust-to-Weight Ratio Engine推力重量比エンジン)によって共同開発された。

https://www.scmp.com/news/china/science/article/3235502/explosive-engine-test-drone-could-propel-china-supersonic-age
https://interestingengineering.com/military/china-rotary-detonation-engined-drone

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