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「モスバーガー」が香港で冷凍ライスバーガーを発売し、物販に初参入。


香港経済新聞は2022年10月28日に、香港モスバーガー(Hong Kong Mos Burger)がドンキと異色のコラボで、「冷凍ライスバーガー」で新業態参入したと報告した。

After COVIDで、動き出した。

香港人も、日本人もうずうずしていた。

モスフード香港は新業態として、香港モスバーガーがドンキと異色のコラボで、パートナーとしてDON DON DONKIと手を組み、香港市場で香港内9店舗のDON DON DONKIのみ「冷凍ライスバーガー」ので販売を決め、2022年10月27日に、初回独占販売する「DON DON DONKI黄埔花園店」で立ち上げセレモニーを行ったと報告している。

会場には、在香港日本国総領事館岡田健一大使、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)香港青戸直哉代表、ドンキを運営する泛亞零售管理(香港)有限公司竹内三善社長、モスフード香港社の澤原隆司董事總經理が集まり、同商品の発売開始を祝った。

日本では50周年を迎えたモスバーガーは、香港のモスバーガーでは、2006年の香港進出以来、着実に店舗を拡大し、今年で16周年を迎えた。

商品は、店では味わえない「日本品質」の冷凍ライスバーガーで、「具材感満載のライスバーガーをしっかりと味わえる商品に仕上げた」という。

店で販売するライスバーガーとは具材が異なり、新しい4つの具材で展開する。

香港では電子レンジの「チン」となる音を「叮叮」と表現したりもするが、ドンキで販売することにもちなんで、あだ名を「叮叮珍珠堡」として親しみやすく覚えてもらう。

「彩り五目野菜炒め」はHK$(香港ドル)29.9で、彩りと「食感の良い」5種類の野菜をメインとした商品。ニンジン、ゴボウ、タマネギ、レンコン、エンドウを、しょうゆ、オイスターソース、ごま油をベースのタレを炒め絡めた。食感のアクセントとして香港でも人気のあるカシューナッツを加える。

今回、肉類は2つのバーガーを用意した。「和風 牛すき焼き」HK$29.9は、しょうゆベースの和風つゆで煮込んだ「すきやき」を、懐かしい日本の味を具材で表現した。現地で行った試食アンケートでは評価が高く、「店頭で日本の商品『やきにく』との違いを楽しんでほしい」という狙いもある。

もう一つの肉は「牛肉胡椒(こしょう)スパイシー炒め」HK$29.9。厚めにカットした牛肉を香港で広く親しまれている「ブラックペッパーソース」で絡めた。

「海鮮オイスター炒め」HK$29.9は、エビ、イカ、貝柱の海鮮具材を詰め込んだ海鮮バーガー。香港は海鮮好きも多いため、十分な食感を出すため、具材の大きさとジューシーさにこだわった。

モス冷凍ライスバーガー販売に当たり、モスフード香港の澤原隆司董事総経理は「店でも人気のあるライスバーガーをもっと身近にお楽しみいただけるようにと、香港の皆さんの要望を受けて販売することができうれしい」と話し、「現在も、さらに違うフレーバーなども研究開発中」と香港にローカライズした商品開発にも積極的な姿勢を見せる。

黒いボックスタイプの商品にはモスバーガー店頭で使えるHK$5の金券も付け、同社は「冷凍バーガーでの店頭へ誘客の相乗効果も図りたい」と訴えている。

Crazy JAP!

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