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中国で、国際線のコロナ規制緩和が始まった。

いよいよ中国も、国際線で「ゼロコロナ政策(Zero COVID policy)」の規制緩和が始まったのかもしれない。

中国民用航空局(Civil Aviation Administration of China/民航局)は2022年08月07日に、国際航空旅客便の乗客から新型コロナウイルスの感染者が出た場合の措置をは2022年08月07日から変更したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/77474

従来は5人出れば同便を運航停止にしていたが、2022年08月07日からは旅客数全体に占める比率次第で運航を停止しないなどを決めた。

民航局は今回、「同一便から新型コロナウイルスの感染者が5人以上出て、かつ感染者数が同便を使って中国に入国した旅客数全体の4%以上だった場合、同便の運航を1週間停止する。8%以上だった場合は運航を2週間停止する」と定めた。

従来は「陽性者が5人出れば、同便の運航を2週間停止する。10人出れば、同便の運航を4週間停止する」と規定していた。

民航局は規定変更の理由を「中国と外国の人の往来を促進するため」などと説明した。「ゼロコロナ政策」を堅持しながらも、防疫規制をやや緩めている姿勢が見て取れ、国際旅客便の便数維持につながりそうだと伝えている。

これは中国にとって、大きな進化である。

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