中国は、世界におけるプラスの影響力か？マイナスの影響力か？

2023年2月8日 12:45

世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のカタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)の報告として、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)、2023年02月06日に、アンナ・フレック(Anna Fleck)の報告と共に、イギリスのケンブリッジ大学(Cambridge University)とYouGovの調査によると、中国に対する好ましくない見方が多くの国で最高値を更新している。

調査対象26カ国のうち、中国に対する否定的な見方は16カ国で優勢であり、それらの場所では2019年の世論調査開始以来、回答者の数が増加していることが分かった。

中国に対する肯定的な見方は、10か所でそうでない人よりも多くの人が共有しており、ナイジェリア(Nigeria)とケニア(Kenya)で最も多くの回答者が同意しているほか、タイ(Thailand)、ロシア(Russia)、エジプト(Egypt)、サウジアラビア(Saudi Arabia)でも同意している。

日本、スウェーデン(Sweden)、オーストラリア(Australia)、デンマーク(Denmark)、イギリス(United Kingdom)、ドイツ(Germany)の回答者の約4分の3を含め、世界の先進国のほとんどで中国に対する見方はおおむね否定的である。フランス(France)、インド(India)、米国(United States)、カナダ(Canada)では、その程度は低いものの、この考え方は反響を呼んでいる。南欧・東欧(Southern and Eastern Europe)では、より複雑な心境だったが、中国に対してやや下降気味であった。中国に対する世論が悪化した理由として、パンデミックの対応が悪かったという批判や、中国と台湾の間の緊張が高まっていることが指摘されているところもある。

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