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イギリス国立研究所、イギリス経済、今後10年低迷。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年11月09日に、イギリスシンクタンクのNIESR(National Institute of Economic and Social Research/国立経済社会研究所)は2023年11月08日に、イギリス政府が減税ではなく、インフラ整備や労働者の技能向上に大規模な投資をしなければ、イギリス経済は今後10年にわたり低迷するとの見方を示したと報告した。

2023年11月22日に予定されている秋季予算案の発表では、2025年01月までに実施される総選挙を見据え、与党・保守党が票集めのため減税に打って出るとみられている。

NIESRは、年間世帯所得£3万2,000以下の世帯のインフレ調整後の所得は、2026年末まで新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準に回復しないと予想した。

景気回復の加速に向け、GDP(Gross Domestic Product/国内総生産)の3%相当の投資を毎年行うほか、企業投資を促進するためのインセンティブ(incentive/刺激)を設けるべきとしている。

今年の公共投資額は対GDP比3%に達する見通しだが、2024年以降は同2%に縮小するとみている。その差は毎年£300億に上る。

GDP成長率については、今年は0.6%、来年は0.5%と小幅な伸びにとどまると予想。2025年には1%となり、2028年には1.7%まで加速するが、2008年の世界金融危機以前の水準を大きく下回るとみている。

インフレ率は2025年末までに2%まで減速すると予想。政策金利は現在の5.25%がピークで、今後は3~3.5%に落ち着くとみている。

イギリスは、産業革命以降、落ち続けている。

イギリスとアメリカは、今やってはいけないことばかりしている。

特にアメリカは、ウクライナとイスラエル、パレスチナで世界を壊し続けている。

https://europe.nna.jp/news/show/2589211
https://assets.publishing.service.gov.uk/media/5a7f22e840f0b62305b854bd/gs-16-2-divergent-cities-post-industrial-britain.pdf
https://www.niesr.ac.uk/publications/uk-economy-sluggish-growth-high-inflation?type=uk-economic-outlook
https://www.niesr.ac.uk/publications/stuttering-global-growth?type=global-economic-outlook
https://www.reuters.com/world/uk/uk-think-tank-urges-hunt-invest-economy-not-tax-cuts-2023-11-08/
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-11-08/uk-economic-outlook-niesr-warns-of-decade-in-the-doldrums-without-investment
https://www.investorschronicle.co.uk/news/2023/11/03/the-economic-week-ahead-6-10-november/

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