人気者の10箇条
私が今まで出会ったひとの中で、人気者が何人かいます。老若男女問わず人気がある、その方々に割と共通する要素が、ちょうど10個ありました。
1 : 周囲に左右されずに行動できる
人気者なので、人の意見をよく聞くのは当然のように出来ますが、いろいろ聞き過ぎてブレたりしません。周囲の声に耳は傾け、参考にはするものの、いざ自分が行動するするときは、それらに左右されずに行動します。
2 : 信念に基づく強い心をもっている
人気者だから、何となくフワフワしてたり、何でも「OKOK」みたいな感覚なのかと一瞬思ってしまうが、ちゃんと信念があって、心が強い。それは人気者とたまたまサシで話ができる機会で気づくこと。「あれ?実は頑固者なのでは?」と思うぐらい堅い信念を持っている。
3 : 物事を正しく見極める目をもっている
1の「周囲に左右されない」と似てますが、何が正しくて、何が正しくないかを、自分の尺度で見極める力があり、そして、それが多くのひとに共感される価値観とも一致しています。
4 : 他人を尊重することができる
これ、意外と適切にやることが難しい。自分の意見はしっかり持ちつつも、そして、割と周囲から頼られることが多いながらも、場面に応じて、さらりと人の意見を尊重できる。そして、その存在自体も尊重する。ちょっとでも自分の価値観や嗜好に合わないと、嫌悪や排除の感情が生まれ、それが行動に出てしまうのが一般人。そうではなく、どんな相手でも自然と尊重できるのが人気者。
5 : 適度な思いやりの心をもつ
これも「適度な」が難しい。何でもかんでも「そうだよね」「かわいそうだよね」「何とかしてあげないとね」なんて言ってる人は案外、言うだけで行動が伴わないことが多い。人気者は、思いやりを言葉より先に行動で示す。例えば、電車で席を譲るとき、瞬時に自然にサッと立ち上がれるひと。私は、ちょっと考えて、一瞬ためらってから立ったりするので「譲り負ける」ことが多い。
また、周りのみんなが「かわいそうだよね」と環境や境遇を嘆いてあげてる時に「まわりのせいにしちゃダメだよね」と、本人がその場にいてもちょっと厳しいことを言いつつ、自らはその後、その環境や境遇をいい方向に変えてあげるようなアクションを黙ってやってあげる。
6 : 弱者をいたわることができる
つい「弱者」というレッテルを貼って、色眼鏡をかけることで、そうした人たちに優しくできるが、そもそもそういうレッテルの問題ではなく「弱いんだから、手を差し伸べるのは普通」と、いとも自然にサラリと労われる人気者の姿勢は見習いたいが、なかなかできない。
7 : ひけらかすことをしない
人気者だから、当然、持ってるものは幾つもある。明るい性格や容姿の良さとか頭の良さとか、家柄とか経歴とか財産とか人脈とか素敵家族とか、具体のモノでなくても、普通はできない経験だったり・・・そりゃ人それぞれだが、モノやコトも含めて、いろいろ「もってる」。人気者の特徴は「それらを絶対にひけらかさない」。持ってても自分から自慢したりすることは一切ない。
8 : まっすぐで、正直
これも人気者の重要な要素。いろいろ計算して「人気者になろう」とする人と、本当の「人気者」の差は、実はこの部分。考えが曲がってなくて「真っ直ぐ」。バカはつかないが「正直」。嘘をつかない。だから信頼できる。だから人気がある。本物の真っ直ぐで正直な人って、周りを探すと、人気者以外、案外いないものだ。
9 : 謙虚になれる
基本:謙虚、というよりも、必要に応じて謙虚になれるのが人気者。人気があるから、チヤホヤもたくさんされるので、僕だったら調子に乗っちゃいそうなところ「いえ、私は○○ですから・・・」と、サッと退く。それも全く嫌味なく自然に。僕の場合、計算してわざとやることがあるw
10 : 他人を全力で応援できる
これ、なかなかできるものではない。私もそうだが、自分の利害関係者で「利」系の人は全力で応援するけど、チームメイトのライバルとか、嫉妬してるクラスメイトにはどうしても「カタチだけの応援」になってしまう。ま、そもそも人気者は他人に嫉妬もしないが、とにかく誰かれ構わず、そこに応援すべき人がいたら全力で応援する。これは人気者に共通する要素。
いかがでしたでしょうか?
しっくりくるもの、そうでないもの、あったかと思いますが、人気者を目指すためでなく、見習うべき姿勢として参考までに。では、あらためて・・・
人気者の10箇条
<第一条>
周囲に左右されずに行動できる
<第二条>
信念に基づく強い心をもっている
<第三条>
物事を正しく見極める目をもっている
<第四条>
他人を尊重することができる
<第五条>
適度な思いやりの心をもつ
<第六条>
弱者をいたわることができる
<第七条>
ひけらかすことをしない
<第八条>
まっすぐで、正直
<第九条>
謙虚になれる
<第十条>
他人を全力で応援できる
私もかつて人気者を目指してた時期がありましたが「人気者は目指すものじゃない」ことに気づいて諦め、「嫌われてもいいから、筋が通ったエッジーな人間」を目指して生きてきました。
いまは、そんなこともどうでもよくなり、「とにかく自分らしくいられる」生き方を目指しています。
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