「30歳過ぎたら全てが衰える」という認識
知らないと人生損するとこだった。。。俺も来年は50歳だから、成長とか無理無理・・・なんて思ってたら「とんでもない!」。勇気がもらえるビックリ満載記事(巻末にリンク)の紹介です。まず、私が勇気をもらったところをサマってみます。
「30過ぎたら衰える」は、誤解だった!
脳の能力は、歳をとる毎に衰える。記憶力、構想力、会話力、思考力、判断力、など。だから、心得として「だんだん、いろんなこと、諦めていかないといけないんだろうなあ」と、特にこの数年、思ってました。
なんとなくの感覚ですが、20代までは脳の力も維持できるが、30歳を過ぎたら、どんどん下降して、40代ともなれば、加速度的に下がるんだろうな、と。
実際、いろいろ能力が落ちてるのは自覚症状としてあって、それを全部年齢のせいにしてきました。「俺もそろそろ50だし」「昔でいえば、オッサン最終章でジジイに片足突っ込んでる歳だもんな」と自分を慰めたり。「人生後半、どうやって枯れてくのが、いいのかなあ?」なんて、思ったり。
「運動能力は25歳をピークに下降する。それといかに戦うか」は、イチローさんの有名な言葉ですが、運動だけじゃなくて、記憶力とか、脳みそもそんなイメージありました。
60歳まで伸び続ける能力
なんと、語彙力は60歳まで成長し、その後も高止まり!!知らなかった。
豊かな知識力を反映するともいえる語彙の能力は、学校教育後の20歳頃から高齢期を迎えるまで、さまざまな経験を通じて一貫して向上しており、高齢期になっても高く維持されているというポジティブな加齢の姿である。
図2:横断研究による知能と加齢(Salthouse(2004)4)より引用)
記憶力も再上昇!
上のグラフ、よーく見ると、記憶は30歳過ぎて一回落ちるが、再び50歳手前まで上昇。そして処理速度や推論も、実は60歳ぐらいまで、それほど落ちない。
そして、なんと、語彙は60歳まで成長していてその後も高止まり。
さらに、「多くの知能スコアが低下するにもかかわらず、多くの人ではその影響が日常生活に及んでいない」理由の1つ(4つのうち)が以下だそう。
知能のみが生活行動の成功を決める唯一の要素ではない。ある種の要因(誠実さや人との関わりにおける調和性など)が加齢とともに増加して、知能の年齢による衰えを補っている可能性がある。
は、勇気がもらえる言葉だ。
70歳までは「イケイケ」である!
これは、以下を見てもらえれば一目瞭然!スゴいことだ!!
70歳ぐらいまでは、20代や30代と、あまり変わらないなんて!
図3:縦断研究による知能の加齢変化(Schaie(2013)5)より引用)
ほとんどの知能も、55 〜60歳頃までは高く維持されることである。その後、緩やかに低下するが、明確な低下を示すのは80歳以降である。
あと30年はヤレる!
これからの人生「どう頑張らないで、折り合いつけていくか」みたいな発想でいましたが、上のグラフをみて、来年50歳になる私も「あと30年は頑張る意味あるじゃん」と、発想を大転換しました。
高齢になっても知能をよりよく保っていくことは十分に可能
という、尊い教えに感謝です! 以上「!」が多い、記事の紹介でした。興味ある方は以下ご参照。
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