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ディグゴジラ ~栃木のラッパーさんを深堀りしよう~ vol.3 黒波

vol.3 黒波

 今回のディグゴジラはk-takeさんからのテレホンショッキングシステムでバトンを受け継ぐ形で黒波さんをゲストに迎えてお送りしました。現場でみてて個人的にカッコいいと思っていた方だと思っていました。
 今回貴重なお話を伺うことができましたので、ぜひ最後までご覧いただき拡散よろしくお願いします。


音楽との距離

 黒波さんは小さい頃から音楽との距離が近く、HIPHOPを知る前から今でも山下達郎などを聴いていたといいます。その中で中学に進学してHIPHOPと出会った黒波さんは、周りでは特別流行っていなかったものの、当時世間で流行していたフリースタイルダンジョンを見入っていました。バトルはもちろんのこと、放送の終盤にあるダンジョンゲストライブを見てどんどんHIPHOPにハマっていきました。
 ダンジョンゲストライブで一番記憶に残っているのは、Miles WordSheef The 3rdの2MCからなる、"BLAHRMY"のLIVE(5th season rec1-1のゲストライブにSheef The 3rdが出演)に心を惹かれたそうです。

初めてマイクを持った日

 黒波さんが初めてステージに立ったのは、2021年4月に行われた「とちぎ未来音楽祭」の中のMCバトルイベント「とちぎ未来杯」でした。この時の結果はともかく、この経験を機にMCバトルに対する熱が高まっていきます。これの要因として、当時下野サイファーに参加する機会のあった黒波さんは、下野サイファーと宇都宮サイファーの合同サイファーをきっかけに怪士さん等と知り合ったことが挙げられます。MCバトルに積極的に参加しているラッパーさんが身近に多かったことで黒波さんもまた積極的に出場するようになっていきます。
 とちぎ未来杯を機に「MCバトルで名を上げたい」と考えるようになった黒波さんは、ここからUMB予選など栃木で行われるMCバトルに積極的に参加していきました。
 "黒波"というMCネームの由来については、"Recordの溝から出る音で音の波に揺られる"、"黒い波"などから言葉の意味を連想していって"黒波"と名付けたそうです。

好奇心を行動へ

 MCバトルに積極的に参加していった黒波さんは、音源制作にも取り組むようになります。黒波さんの仲間の方々が続々と音源を発表していった時期があり、それに感化される形で黒波さんもまた音源制作をするようになっていきました。ただ、初めの頃は言葉選びに非常に苦戦したといいます。フリースタイルや音源のリリックにおいて、自身の生活を切り取って表現することを黒波さんは意識しており、断片的に聴くのではなくトータルで聴くことで黒波さんの表現を楽しむことができます。
 また黒波さんは、最近はビートメイクにも挑戦しています。もともとジャンルを問わず音楽が好きで、ラップが載っていないトラックが好きということもあり、ビートメイクに対しても好奇心がありました。この好奇心を行動に移す形でビートメイクにも挑戦するようになりました。ビートメイクでは、ソウルミュージックやジャズ、昔のアニメソングなどHIPHOP以外の音楽から元ネタを引っ張り、チョップしたり音を足したりすることで製作しています。

要チェキトピック

黒波さんは現在EP制作をしており、なんと9月リリースを予定しているということで、このnoteをご覧になった方々は絶対に聴いてほしいと思います。これから徐々に告知や宣伝を行うということで、ぜひ黒波さんのSNSをチェックしていただけたらと思います。

締めくくり

今回は黒波さんをゲストに迎えてお送りしました。もともと音楽が身近であった黒波さんは、ダンジョンの流行やサイファーでの出会いを機にマイクを持ち、周りからの刺激や好奇心を行動に移す形でフリースタイルに留まらず音源制作やビートメイクにも挑戦するようになりました。HIPHOPに限らず音楽がすごく好きなんだなと思いましたし、9月にはEPをリリースされるということで非常に楽しみということでvol.3を締めくくりたいと思います。

Who's next...?



 次回のディグゴジラは8月12日(月)LightAさんをゲストに迎えてお送りします!!
 HIPHOPとの出会い等に加えて先日Gun Sound FellowsからリリースしたEP『STAND A ROLL'IN』についてのお話をお伺いしたいと思います。
 Xにて告知、トークを行うため、私のXをチェックしていただけますと幸いです。それではまたお会いしましょう。


Special thanks / 黒波

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