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マドリーマッチレビュー

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マドリード拠点の白いチームの試合のおおよその内容です。
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20/3/8 リーガ第27節 ベティス戦(A)

状況整理マドリーは前節、ベルナベウにバルセロナを迎え、見事撃破。ベルナベウは最高の夜に浸り、ジダンは安堵しただろう。マドリーはクラシコの後の2日間、選手たちに休養を与えた。そのため、試合前日までのトレーニング回数は4回。しっかりと休養したうえで練習をこなし、ビジャマリンでベティスとの試合に臨むことになる。果たしてマドリー特有のコロッと勝ち点を落とす試合になるのか、それとも、リーガ制覇という大きな目標に向けてさらに気を引き締めるのか、見どころである。 ちなみに当たり前のことだ

ラ・リーガ第1節直前~地獄のPSMを振り返る~佳境の19-20

PSM評価 悪夢のような18‐19シーズンから心機一転、黄金プリントのユニでマドリディスタたちは今年は違うぞ!と期待に胸を膨らませたがプレシーズンの結果は残念な形に…7月中、90分間で勝利を得た試合は5試合中1試合のみ。また、アセンシオを負傷で長期間失うことが確定。守備の面では大量失点で7月中の5試合で16失点。クリーンシートは全くない。チームの中でどのように守るのかという約束事も決まっていないように見え、カゼミロがいないとはいえマドリーと名乗るにはふさわしくない体たらく。P

19-20リーガ第4節レバンテ戦(H)

 久しぶりのポジティブな試合。時折起こる"隙"をつかれて失点し勝ち点を落とすのではと冷や冷やするところもあったがもあったが、結局は勝ち点3を獲得。CLグループステージのアウェイPSG戦に向けて弾みとなるはず。 この試合で大きくポイントとなったのは中盤だった。  代表ウィークで中盤の選手が怪我。ただでさえ少ないマドリーの中盤はカゼミロ、クロース、ハメスの3選手のみだった。ハメスに関してはトップ下の選手でモドリッチのような守備を期待することはできず、クロースも気が抜けているこ