アスカ

夢日記

とりとめのない長い夢(オムニバス映画みたい)を見た。その中でも一番残ってるシーンだけ。

体験型の悪夢と題して細長い部屋に通される。
参加者6名ほどが横2列に並ぶと部屋の奥から、何故か惣流・アスカ・ラングレーがスタッフに連れられて来た。
ぐったりとしていて生気が無い。
何事かブツブツと呟いているが聞き取れない。
言葉というより呪詛に近い。

「前へ」

スタッフに促され前に出てしゃがむとアスカが床を這ってきて私の腰に抱き付く。
部屋全体が薄暗くて今まで気付かなかったが、よく見るとアスカには下半身が無い。
ワンピースの裾には血がこびり付き、服の中の体も通常の人間には無い凹凸がみられた。

私の腹に顔を埋めているアスカを抱き抱えようと腕を回す。
ぐにゃぐにゃとした感触は内臓だろうか。
次第に小さくなるアスカの声を聞きながら、私はどうすることも出来ず頭を撫でたり背中(だったであろう箇所)をさすったりした。

やがてアスカの腕がだらりと床に落ちた。