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22/23シーズン 新戦力まとめ


皆さんお久しぶりです!!

22-23シーズン夏の移籍市場も終わり、シーズンを戦う選手たちが一旦確定しましたね。

ヴォルフスブルクは と言うと、開幕から5試合で勝ち点2という最悪のスタートを切っているところです……

さて、今夏は6名の新加入選手が緑のシャツを着てシーズンを戦うことになりました。そこで、新加入選手の紹介と、ここまでの活躍ぶりをまとめます。



39  Patrick Wimmer 


前所属: ビーレフェルト
ポジション: RW,RMF

 昨季終盤に移籍を確定させていたオーストリアの若きサイドアタッカー。昨シーズンは降格したビーレフェルトで奥川と共に奮闘し、アウェイのフランクフルト戦では美しいラボーナでアシストも記録し、話題となった。
 初の国外挑戦から1年でのステップアップとなったが、ブンデスで証明済みの、個で打開できる能力を武器に、とても頼もしい戦力となっている。
相手を剥がし、ゴールを演出するドリブルやパスだけでなく、試合を通してピッチを走り続け、ハードワークも厭わないのがかなり好印象。

 PSMではコーナーキックのこぼれ球をアウトにかけたボレーで叩き込み、開幕戦のブレーメン戦ではダブルタッチで2人をかわし、ヌメチャの先制ゴールをアシストするなど、すでにレギュラーを勝ち取っている。だが、第2節のバイエルン戦で頭部に損傷を負い離脱してしまった。未だ復帰の目処は立っておらず、チームも開幕5戦未勝利。とりわけ得点力不足が際立っているだけに、少しでも早く復帰して欲しいところ。

 プライベートでは5月にプロポーズを成功させており、幸せそうな夫婦の写真がInstagramによく上がっている。また、ケンゾーという犬も飼っている。(犬種は詳しくないので分かりません。どなたか教えてください🙏)
 ちなみに、先日公式のTwitterも開設したが、開設日以降投稿はなく、フォロワーもまだまだ少ない。


32  Mattias Svanberg


前所属: ボローニャ (イタリア)
ポジション: CMF

 退団したシュラーガーの穴を埋めるべく、4年間を過ごしたボローニャから加入したスウェーデン代表戦士。前任者には推進力・守備力は劣るものの、上背と攻撃面では全く引けを取らない、よりオフェンシブなセントラルミッドフィールダーという印象。
 
 復帰したギラヴォギが想定外の復活を遂げたことで、まだレギュラー確保には至っていないが、持ち前の創造性を活かして中盤のポジション争いを激化させうる存在であることは確か。
 プレー集など見たところ、チャンスでは前線に走って中央であわせることと、ペナルティエリア外の左斜め45°の角度から、右足でゴールに向かっていくクロスが得意そう。

こちらもInstagramにはパートナーとのイチャラブ写真をしょっちゅう投稿しており、2018年2月11日から連れ添っている模様。その彼女も一緒にヴォルフスブルクで暮らしているらしい。付き合う前の彼女の投稿にもいいねしてて可愛い。


38  Bartol Franjic


前所属: ディナモ・ザグレブ (クロアチア)
ポジション: DMF,LSB,LCB

 守備的なポジションを複数こなせるクロアチアU21代表の主将で、ユース時代から過ごしたディナモ・ザグレブに別れを告げて加入。
 開幕から4試合は出番がなかったものの、第5節のケルン戦でブンデスデビューとなる初スタメンを飾ると、開始2分もしないうちに右サイドからのアーリークロスでヌメチャの先制点をアシストしたように、逆足でも高精度のパスを蹴れるようだ。

ELやCL予選など、国際大会での経験も豊富で、同胞のコヴァチが指揮を執っていること、また、複数ポジションをこなせることが非常に大きく、今後スタメンを勝ち取る可能性が高いと考えられる。特にオタービオとルシヨンが不調の左サイドバックで定着しそうな予感。

SNSに関しては、InstagramもTwitterもやっていない模様。


16  Jakub Kaminski


前所属: レフ・ポズナン (ポーランド)
ポジション: RW,LW

 こちらもフラニッチ同様、ユースから過ごしたレフ・ポズナンから初めて国外挑戦することになったウインガー。昨夏にも獲得を打診していたが、1月に契約を結ぶことに成功し、今夏からの合流となった。
 その昨シーズンは長年を過ごしたクラブを優勝に導き、9ゴール、3アシストの活躍を見せてポーランドリーグの最優秀若手選手にも輝く。また、6月のネーションズリーグではA代表での初ゴールも記録するなど、成長著しい20歳。

 PSMでは右サイドバックも試されたが、失敗だったので従来通りの攻撃的なポジションで使われるだろう。開幕からの5試合ではうち4試合に出場している。ただフィジカル面はまだまだ未熟で、とにかく手足も体も細く、当たり負けが目立つので、是非ともムキムキになってもらいたい。

 背番号は7番に拘っているようだが、ヴォルフスブルクでは空いてなかったせいで(😡)、1+6=7の16番を着用。
 来年は付けられますように🙏


2  Kilian Fischer 


前所属: ニュルンベルク
ポジション: RB

 負傷によりプレシーズンを棒に振ったため、プレーをまだ見れていない選手の1人。昨シーズンはツヴァイテで20試合に出場し1アシストを記録している。

 プレー集を見た感じ、縦突破からの抉りが得意そう。ウィリアムとムバブが退団し、ライバルのバクが絶不調なことから、ブンデスデビューを果たす日は間もなくだろう。バクにない上背を活かしたディフェンスとクロスの精度を発揮できれば、レギュラー奪取も不可能ではない。

 Instagramから推測すると、今のガールフレンドとは2020年から付き合っていると考えられ、彼女はTikTokをやっている。また、Instagramの投稿でサングラスをかけていることが多く、サングラスが好きそう。イケメン。


18  Dzenan Pejcinovic


フリーエージェント
ポジション: CF

 ドイツ代表のユース世代が好きな人なら見たことがあるかもしれないが、筆者はプレーを全く見た事がない、謎に包まれた17歳。モンテネグロにルーツをもつ長身のCFで、アウクスブルクのユースを退団後フリーとなっていたところを獲得した。 
 ヴォルフスブルクでの主戦場はU19のチームとなるが、2027年まで契約を結んでいるため、いずれはトップチームでの戦いも見られるだろう。また、プレシーズンのU19マインツ戦ではいきなりドライアーパックを達成し、期待値は上がりに上がっている。コヴァチよ、1回でいいから使ってみないか????



終わりに


 今夏の移籍市場では、売却を中心に戦力の整理が進み、個人的にはまずまずの夏だったとは思っています。選手層の薄さに心配はありますが、コヴァチが大人数のチームを望まなかったという話もあったので、仕方ないかなぁと。(もっとも、筆者が放出すべきだと思っていた選手は残りましたが‪💢)
 また、新加入の6選手全員が5年契約なことと、例外条項がないこと、移籍金をかなり抑えられたことは非常にポイント高いです。よくやった!


戦力的には十分揃っていると思うので、あとは監督と選手が結果を残し、この苦しい状況からいち早く脱却できることを願っています。

読んで下さり、ありがとうございました。
また何かあれば書きます(^^)




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