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4ヶ月の療育が終わり、面談。2歳9ヶ月

子供の発達に心配があり、4月から療育施設に週5日2歳の息子を通わせている。

息子はとても明るく朗らか、穏やかな性格で一緒に暮らしていてとても楽しい。でも1歳を目安にできるようになるはずの、簡単なコミュニケーションや、発語、言葉を理解し行動に移すことが難しいという課題がある。

今日は療育の面談で、入園からの息子の様子を担任の先生から聞きいてきた。

結論、本人なりの成長を遂げてはいるものの、なかなか親が期待していたような劇的な成長はみられなかった。

うん、これが現実だよね。保健士さんからも「療育に通ったら全ての問題が解決するわけではない。ただ通常より丁寧に子供に関わるというだけ」と聞いていたけど、その通りだなと思った。

ただ療育に通所する中でとてもよかったことがある。
障害に対する支援や社会の解像度が格段に上がり、さまざまな情報や人とのコンタクトが取りやすくなったことだ。

療育に通所するまでは、子供の発達について不安があるとインターネット上の記事や本を読み漁り、どんどん不安のドツボに飲まれていたが、今は適切な支援を受け、病院とも繋がり、同じ境遇の親御さんとも多く繋がることができる。当事者にしか分からないと思うけど、これって本当に心強い。

とてもセンシティブな問題なので、詳細を書くことはできないけれど、さまざまな場所でさまざまな人とお話をする中で、今の状況はとてもラッキーで、そしてそこまで悲観することではないと思えるようになった。

それは私にとって、とても重要なことで。
ただ子供と生きているだけで苦しかった時期があったけど、今はもうやれることはやっているのだから、あとは成り行きに身を任せようという気持ちになれた。

現時点は診断がつかないので、言葉にするのは難しいけれど、きっと息子はなんらかの問題を抱えて生きていかなければならないんだと思う。

でも問題があっても、問題があるなりに子供は成長をするし、それなりに大人になってやっていける。そして障害があったとしても、進路や就職など必ず社会に居場所はあると分かった。経験者の言葉は心強い。

もし子供の発達に悩む方がいたら、積極的に動かれるとよいと思います。
それは子供のためというより、親の心のため。

悩んでいても、笑っていても、同じ時間を過ごすわけで、療育に通っていても成長する子もいれば、しない子もいるわけで。努力でどうにもできないこともあるけれど、やっぱりできることをやり切るって本当に大事。

人事を尽くして天命を待つ。明日は明日の風が吹く。
目の前の子供や日常を愛す。

そんな気持ちを新たにできた4ヶ月でした。
関わってくださっている全ての方々に本当に感謝です。

もうすぐ夏休み。かけがえのない3度目の夏、楽しみます!


読んでいただきありがとうございました!