見出し画像

DiDi Foodのソレってどうなの?!  検証Weekまとめ

DiDi Foodでは3月の3週目に配達オペレーションの一環として配達に関する下記の課題を検証!その結果について紹介していきます。

・配達バッグの汚れについてのお手入れ方法

・配達バッグに入れた場合と入れなかった場合の温度変化について

・配達バック内の消臭方法

・配達バッグ 背負う派・リアカゴ派 どちらが配達しやすい?

配達バッグの汚れについてのお手入れ方法

バッグ掃除

DiDi Foodが行った調査結果の中で、「DiDi Foodのバッグを使っている配達パートナーの方の中にはバッグが汚れている方がいました」という報告がありました。
食品をお届けする際に清潔感は大切な要素。バッグをきれいに保つためにどのような清掃の方法があるかを今回検証してみました。
【検証内容】
DiDi Foodの「擦れた汚れのついたバッグ」を使い、様々な掃除道具を使ってきれいにしてみました。

<使った道具>
メラミンスポンジ
お湯+スポンジ
食器用洗剤+スポンジ
アルコールシートクリーナー
アルコール+除菌シート
重曹スプレー+スポンジ
台所用漂白剤+スポンジ

検証の結果、メラミンスポンジ、通常スポンジ+漂白剤を使えば汚れは落ちましたが、バッグのオレンジ色も一緒に色落ちしてしまいました!

 運営の発見:
・がんこな汚れになる前に、定期的に除菌シート等で外側を拭き清潔を保つのがよさそう
・汚れたら新しいバッグに交換してもらう
・バッグ交換のルールを決める必要性を強く感じました!こちらは急いで対応してまいります。

配達バッグに入れた場合と入れなかった場合の温度変化について

温度調査

配達バッグを使った場合と使わなかった場合の保温効果について、初めて検証をしてみました。
【検証内容】
96℃のお湯を紙コップに入れて「DiDi Food 配達バッグに入れた場合」と「部屋にそのまま置いた場合」で15分間放置。その後コップのお湯の温度を計測。
DiDi Food 配達バッグ 58.5℃
バッグなし 50.2℃
配達バッグに入れることで8度保温性をキープ

運営の発見:
・できたてのお料理を、暖かいままバッグに入れて運べばできたて感を保つことができることがわかる。
・お届けする直前までバッグに入れて運ぶことの大事さを実感。

配達バッグの消臭について

匂い

料理のにおいが配達バッグにつくことってありますよね。今回はにおいがついてしまった際にどのように消臭できるかも検証。
【検証内容】
配達バッグに臭いの強い食品を20分間入れたままにして、配達バッグ内が「においレベル4」の状態にしました。
※臭気計のにおいレベルは5段階 (0が無臭、4が最大)
除菌・消臭スプレーをキッチンペーパーでふき取ったところ、においレベルは即座に「0(一番臭いが少ない。無臭に近い状態。)」
運営の発見:
・バッグの中を拭くことで、清潔感を保てるだけでなくにおいの除去にも効果的。
・除菌シートやウェットティッシュを持ち歩く配達パートナーもいるとか。参考にしてみよう。
・配達から帰った後、自宅でバッグのふたを開けておくと換気されてにおいが抜けるという経験談も聞けました。

バッグのディスカッションを配達件数の多いベテラン配達パートナーとの意見交換を行った際にバッグの中のにおいを気にされて、こまめに手入れをされている方が結構いらっしゃることが分かりました!

 配達バッグ 背負う派・リアカゴ派 どちらが配達しやすい?

リアOR背負う

DiDi Foodが行った調査では、バイクと自転車で配達をした場合、自転車での配達の方がお食事の損傷が多いことがわかっています。確かに自転車の場合、バッグを動かす機会が多いので中に入れたお食事が破損しやすいかもしれません。自転車での配達でもお食事を破損することなく運ぶ手段はないのか?
そこで、今回は、配達バッグを背負った場合と、荷台に設置したかご(リアカゴ)に入れた場合でお食事にどのような影響がでるかを検証してみました。
【検証内容】
カレー、うどん、寿司、ドリンクを2食分用意。

1台は自転車の後ろ荷台にカゴを結束バンドで取り付けて配達バッグを入れて、もう1台はそのままバッグを背負って同じコースを10分走行してみました。

リアかご


段差を乗り越えたり、停車、発進を繰り返したり、車線変更のための安全確認をしたり、できるだけリアルに運ぶ動作を再現しました。

走行テスト


その結果・・・
食品の損傷には差がほぼありませんでした。
リアカゴに入れたバッグ内のカレーが少し内蓋についてしまった差でした。

カレー

左:背負ったカレー 右:リアカゴに入れたカレー

うどん、寿司、ドリンクにはほぼ差がありませんでした。

背負った方が、道の段差のショックをやわらげられそう、という印象がありましたが、意外な結果となりました。


運営の発見:
バッグを背負うかリアカゴに載せるかは、働き方や体力によって選択してみてはいいかもしれないと思いました。検証の結果、感じたそれぞれのメリットデメリットをまとめてみました。

リアカゴ派

リアバッグ

 メリット
・配達バッグを「背負うとき」「降ろすとき」「配達中」に傾きを気にしないで良いので安全運転やオーダー対応に集中できる
・背負わない=背中も暑くないし、重さも感じないので体力的に楽
・商品の出し入れ時にしゃがむ必要性がなく、両手も空く
・地面にバッグを置く必要がないので衛生的
 デメリット
・リアカゴを車両に取り付ける手間、メンテナンスの手間がかかる
・配達バッグが固定用具に接触しているため、汚れやすい
・配達バッグ内で商品が動いてたとしても身体から離れている為、気づきにくい
・バッグの反射板の面積が狭いので後続車両からの視認性が下がる
こうしてメリットデメリットを書いてみると、
週に何日もオンラインになる方、1日のオンライン時間が長い方、固定具を取り付けられる車両をお持ちの方、オーダー対応や運転に集中して配達をされたい方に合っていると思いました。

背負う派

背負う

メリット
・気軽に始められる
・固定器具の設置など特別な手間がかからない
・車両を選ばない
・カーブや段差を超える時など、姿勢や動きによって衝撃を軽減できる
・配達バッグが固定用具に接触しないので、リアカゴ派よりバッグが汚れにくい
・バッグの中で商品が動いたことを背中で感じることができる
・反射板の面積が広いので、後方に目立ちやすい

デメリット
・配達バッグを「背負うとき」「降ろすとき」「配達中」に傾かないように常に気を付ける必要がある
・バッグを背負うので体力的に負担が大きい。
・背中と肩紐が体と接しているため、汗などで汚れやすい
・背負うとき、背負って運ぶときに周りの人にぶつかりやすい
背負う派は、
気軽に配達されたい方、オンライン時間が比較的短い(~4時間)方、
乗り物を状況に応じて使い分けている方、
すぐに配達をされたい方に合っていると思いました。

検証を終えて・・・・

今回はバッグや配達の手法に関しての検証を行いました。自らの検証で得た検証にて、新たな発見もありました!次回のnoteはてっしーとたいきの配達体験について!お楽しみに!

この記事が参加している募集

イベントレポ