風景としての路面電車
え~、2003年からずっと地元の阪堺電車を撮り続けてるのですが、
最近嗜好が変わったように思います。
以前は車両が中心の写真が好みでした。
こういう写真ですね。
如何にも鉄道写真、って感じです。
こういう写真はこういう写真で、良い写真だと思います。
でも自分の中では一番じゃなくなりました。
もっと沿線の風景を取り入れた、
風景を構成する一部として路面電車を捉えた写真が好きになりました。
こういう写真です。
先程の写真より車両は小さくなってますが、
信号機や架線柱、周りの建物を入れたことにより生活感が出たと思います。
言い方を変えれば、路面電車が風景の中で生きているように思えるのです。
対して先程の写真は、電車が死んでいるようにも思えます。
だいたい、路面電車って利用者の生活と密接につながってるものでしょ。
ならばその生活を表す風景も撮るべきだと思ったわけですよ。
以前にも撮ってたんです。
こういう写真とか。
撮影は2003年なので、男の子も立派な青年になってると思います。
車両も現在は廃車になってる、モ167ですし。
まぁ好みなんていつ変わるかも知れませんが、
しばらくはこの路線で路面電車を撮っていきたいなぁ。
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