飛び出せ!佐久間探検隊
第十二回 驚愕!大阪には無料のシティクルーズがあった!
ドモ。佐久間探隊の隊長、佐久間ディックです。
小耳に挟んだ話なのですが、
「大阪には無料のシティクルーズがある!」
という話を聞きました。
シティクルーズって普通は結構なお値段の筈。
それが無料だなんて!
俄かに信じがたい話なのですが、事実なんだそうです。
探検隊は真実を確かめるべく、
南海汐見橋線(高野線)の津守駅へと降り立った。
第五回の時とは反対に、駅を出て道路を北へ向かう。
2月だけれど、取材日は暖かい日であった。
すぐに見える建物は、大阪府立西成高校。
朝夕は通学する生徒で大賑わいだろう。
ここで道は細くなるが、まだまっすぐ進む。
次の角を左折する。
小規模な町工場と住宅が混在している。
左折してすぐまた右折。
そしてしばらく北へ進む。
すぐに道は行き止まりに。
探検隊はここを左折した。
左折の後はすぐに右折を繰り返す。
再び道は行き止まりに。
探検隊はここでも左折した。
比較的大きな通りに出た。
しばらくまっすぐ進む。
信号機のある交差点。
青になるまで待って渡る。
細い路地の先には堤防があるようだ。
結構急なスロープを上る。
向かいの岸は結構近いみたい。
この小さな小屋がシティクルーズの出発地。
一般的には渡し船って言いますが。
正式な名前は落合上渡船場。
西成区北津守4丁目と大正区千島1丁目を結んでます。
距離は岸壁間で100メートル。
1日平均445人が利用してます。
大阪市建設局が運営してるので、運賃は無料。
様々な注意書きがあります。
船の時刻表。
日中でも15分ごとに運行されてます。
さっき乗ってきた汐見橋線は30分間隔でしたが。
揺れて転落の恐れがある為か、桟橋や船上での撮影は禁止されてます。
乗船可能になるまで、桟橋は閉鎖されてます。
転落防止の為でしょうね。
対岸の桟橋を船が出航しました。
川の流れに逆らわないよう、航路は曲線です。
到着しました。
乗船しますが、先ほどの注意書きがあるので写真はここまで。
向かい岸に到着しました。
所要時間は1分ほど。
川の風が気持ち良かったです。
もう少し乗っていたかったなぁ。
こちらも出発時間まで桟橋は閉鎖されてます。
待合所にあった看板。
他に向かい岸と同様、注意書きと時刻表の看板がありました。
出口へとスロープを上って行きます。
木津川水門。
大阪独特のアーチ型の水門です。
展開に電気が必要だったり、水門の繋ぎ目や端に水圧が掛かるので、
近い将来には普通の水門に建て替えられるそうです。
向かい岸はこんな感じ。
出発直後だけど、もう人がいるようです。
今度はスロープを下りて行きます。
自転車で利用している人も結構いました。
さよなら落合上渡船場。
出口を出たら、南へ向かいます。
実は少し行った先に、もう一か所渡船場があるのです。
突き当りを右折します。
結構クルマの通行量は多めです。
信号のある交差点まで、少し歩きます。
信号のある交差点を左折します。
右隣にはセブンイレブンが。
左折すると、そこそこ大きな道路に出ます。
クルマの量はかなりありますので、歩道を歩くようにします。
少し歩くと、大阪シティバスのバス停が。
ロケーションシステムのついてない、古いタイプですね。
日中バスは1時間に1本。
渡し船は1時間に4本、汐見橋線ですら1時間に2本なんですがねぇ。
そのままちょっと歩くと、渡船場の案内看板が。
従って左折します。
そのまま少し歩きます。
渡船場の案内看板が見えてきました。
渡船場の入口に到着しました。
こちらの名前は落合下渡船場。
やはりここも大阪市建設局が管理しています。
スロープを上って行きます。
自転車や車いすで利用しやすいようにです。
堤防の上に到着しました。
ちょうど向かい岸から渡船がやって来ました。
やはりここも航路は曲線を描いてます。
桟橋に到着しました。
どうやら落合上渡船場と同じタイプの船のようですね。
待合所へスロープを下りて行きます。
待合所にある落合下渡船場の説明看板。
岸壁間は138メートルですね。
看板には書いてありませんが、1日平均356人が利用してます。
ここにもある案内看板。
時刻表。
こちらも日中は15分ごと。
つまり1時間に4本です。
バスは1時間に1本でしたが。
やはりこちらも出発時間まで桟橋は閉鎖されてます。
桟橋で休む渡船。
名前はみどり丸ですね。
こちらも桟橋と渡船内は撮影禁止なので、
この写真は向かい岸へ到着後となります。
しっかりとした作りの通路ですね。
スロープを通って、待合所へ上ります。
待合所には例の如く、説明看板と時刻表の看板があります。
待合所からスロープを下りて、出口へ向かいます。
さよなら落合下渡船場。
渡船場の出口の前の道を、北へと進みます。
少し歩くと、西成公園の入口が。
ゲートの横を入って行きます。
「関係者車両以外進入禁止」とありますが、車両の事であって、
門の横を人が入るのは問題ないようです。
地元と思われる人が、バンバン通行してました。
公園に入りました。
グラウンドの横を左折します。
グラウンドに沿って進みます。
左側のフェンスではニワトリが飼われてるとネットにありましたが、
今は何も飼われてないようです。
道なりに右折します。
まっすぐ進んで行きます。
ネットではブルーシートの小屋が立ち並んでるとありましたが、
今はすべて撤去されて綺麗になってます。
しばらく歩くと公園の東端に到達します。
フェンスの向こうの道路の先には、南海汐見橋線が。
視線を左に移すと、懐かしい津守駅が。
直進するとフェンスがあるので、左折します。
通路に沿って右折します。
津守駅に帰ってきました。
長かった旅もここで終了です。
探検隊は万感の思いを胸に、この地を去って行くのでした。
「驚愕!大阪には無料のシティクルーズがあった!」
おわり。
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