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欲しいカメラ その4


なんか久しぶりですね。

その間に予告もなくPENTAX K200Dを購入してたりしますが。

一眼レフも良いのですが、思った以上に頼りにしてるのがOptio I-10。

noteを見ても、撮影した画像が多くなってます。

シャツの胸ポケットに入るし、

「あ、良いな」って思ったらスグ取り出して撮影出来るし。

メモ代わりに重宝してます。

デザインも可愛いし、人物を撮影してもモデルに威圧感を与えない、

素晴らしいOptio I-10にも欠点はあります。

何よりも画質ですね。

約1210万画素のCCDとはいえサイズが1/2.3型。

コンデジでは主流ですが、

一眼レフのAPS-Cとはお話にならない程小さいんです。

Screenshot_2021-03-18 画質 Cameras 富士フイルム Xシリーズ GFX

さらにレンズの性能も良いとは言えないから、

かなりの開きが一眼レフとはあります。

たまに

「持ち出す手間を惜しまないで、一眼レフで撮影すれば良かった」

と後悔することも。

そこで色々考えるワケですよ。

金策のアテはないけど。


今使ってるのがPENTAXということもあり、

興味を引いたのが親会社のリコーのGRシリーズ。

スナップシューターとして定評のあるシリーズです。

特に最新のGRⅢは手ブレ補正も付いてますし、使い勝手が良さそうです。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr-3/

でも如何せん価格が高価すぎます。

公式ストアで12万3500円、価格.comでも8万5000円ちょいです。

ちょっと気軽に購入しようか、って感じじゃないですよねぇ。

そこで色々探してみて、「良いなぁ」と思ったのが、FUJIFILMのXF10。

https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/xf10/

先日新品のメーカー出荷は終了しましたが、

在庫分がお店にはあるようです。

価格.comで4万2000円と少しですね。

中古はそれを考えると高めの、3万3000円前後より。

良いカメラでしたが、売れなかったみたいです。

特徴は2424万画素のCMOSセンサーの搭載。

一眼レフのセンサーとしても十分な性能です。

Optio I-10と比べるまでもなく、高性能。

そしてそれを生かすF2.8、28ミリ相当のフジノンレンズ

フジノンレンズってフィルム機全盛の昔から、

安くて性能が良いのに定評があるんですよねぇ。

そしてFUJIFILMお得意の、フィルムシミュレーションも搭載してます。

これは撮影モードを、フィルムの名前に置き換えて表現したもの。

フィルムってメーカーや製品によって、発色などに個性があったんです。

ベテランの方なら「ベルビア色」なんて言葉があったのを、

記憶してるかも。

早い話、フィルムのクセですね。

それを撮影モードで再現したモノなんです。

ただ撮影するだけでなく、画面の作り込みなどにも重宝しそうです。


でもXF10にも欠点はあるようで。

まず手ブレ補正が搭載されていない点。

これはライバルのGRⅢの方が、おかしいと思います

全体がポケットサイズでAPS-Cサイズのセンサーを搭載してるのに、

手ブレ補正有りなんですから。

これは早くからボディ内手ブレ補正を実現していた、

子会社のPENTAXの技術のおかげだと思います。

それと同じFUJIFILMにX100シリーズという、高級コンデジ機があること

これはXF10自体の問題ではないのですが、

売れ行きにはかなり影響があったと思います。

そりゃX100シリーズとは値段に差はありますが、

APS-Cサイズのセンサーと28ミリ相当のレンズという構成は同じですもの。

形が同じだけで実際には性能の差があるとは思いますが、

一般的にはわかりにくい。

シロウトには差が分からないと思います。

しかもお値段が高い分、

X100シリーズの方がカメラらしいデザインで、高級感があります。

これなら

現金でXF10買うより、それを頭金にしてX100シリーズを買おうか!


って事になりますね。

カメラなんて普通はポンポン買う代物じゃありませんから。

つまり

28ミリ相当のレンズを搭載したAPS-Cサイズのセンサーのカメラ

この時点でXF10の商業的失敗は、運命づけられてたと思います。

早い話、X100シリーズとの住み分けが出来て無かったんですね。

まぁこの話は、あくまでもFUJIFILMさんの社内的事情。

もし同じようなスペックと値段のカメラが他のメーカーから出てたら、

その機種はベストセラーになってただろうと思います。

ある意味悲劇のカメラなのですが、

それ故これからの値下がりにも期待出来そうです。

狙い目のカメラですね。



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