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「動画編集×撮影」はこれだけ買えばOK!最初に揃えるべき撮影機材10選


皆さんこんにちは。

沖縄県宮城島の動画クリエイターのシオヤ(@dice_k_douga)です。

中年サラリーマンに向けて、「動画編集×撮影」のスキルの掛け合わせでの理想のライフスタイル実現の方法について発信しています。

今回のお話は「動画編集×撮影」という手段で、企業案件のクライアントワークでお仕事を進めていく際に、最初に揃えるべき撮影機材についてお話していきたいと思います。

結論から言うと、初期投資としては最低150万円程度は必要となります。

この初期投資ができるかできないかという部分がいい具合の参入障壁となっている為に、まだまだこの業界はブルーオーシャンなのです。

確かに150万円は流石に本気度が試される初期投資ですよね。

ただ私は初期投資分はほんの数ヶ月ですぐに回収できましたし、今後も得られた利益の一部からは、さらに仕事の幅を広げる為の機材購入投資を続けていきます。

良い機材を持つことは、周りに本気度が伝わり、良い人間関係が生まれ、クライアントに安心感や信頼感を与え、良い仕事を呼び、高単価な仕事を呼んできてくれます。

ですから、最初から妥協せずに必要な機材を揃えることをお勧めします。

それでは、私が実際に使ってきて心からお勧めする撮影機材10選から、まずは必ず必要な5選からいってみましょう!

①カメラ

まずはカメラですね。

私はSONYユーザーなので、他のメーカーのことはわかりませんが、

ここは迷わずに下記2択から選んでいただければと思います。※2021年9月現在

この2台で撮れる動画性能的には変わりませんので、写真も撮りたいならα7s III、動画専門でいきたいならFX3といったところでしょうか。

どちらも使用したことがありますが、現時点で動画撮影には最高のカメラですので是非思い切って購入してみてください。

どうしても予算が・・という方はα7Cあたりもお勧めです。

このあたりがクライアントワークをするにあたっての最低ラインという気がします。

(このカメラを使用して撮影した私の作例です)

②レンズ

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続いてレンズです。

私もレンズについては沼にハマりかけましたが、企業のクライアントワークを重ねた経験から一つ言える事があります。

動画撮影の現場では、レンズを交換する時間はあまりなく、交換作業は手間がかかりかなり面倒くさいです。

特にジンバルに載せて扱う場合には、再度バランス調整をしてまでレンズを変えようとはとても思えないです。

慌ただしい現場ではそのような事をしている暇が本当にありません。

だから、どんな現場でもオールマイティに使える焦点距離に対応するズームレンズが必須。

ズームレンズに関しては、最初に下記から1本選んで購入してもらえれば間違いないですね。

今はSEL1635GMをメインレンズで使用していますが、ほぼほぼこの1本でどんなお仕事も対応できています。

私の場合、最初に色々な焦点距離の単焦点レンズを揃えていきましたが、結局お仕事として使う場合はズームレンズの利便性には勝てず、使用頻度が低い単焦点レンズを売ってこのズームレンズに買い換えました。

まずはこれらのズームレンズから1本購入して、入ってくるお仕事の選択肢によって必要な焦点距離の単焦点レンズを追加購入していっていただければいいのかなと思います。

(レンズ沼にハマるのはお仕事が軌道に乗ってからにしましょうね!笑)

③マイク

カメラとレンズを揃えたら次はマイクです。

動画のクオリティを左右するのは音質ですので、ここも妥協せず選びましょう。

インタビューやセミナー系の動画やYouTube撮影など、ピンタイプのマイクは使用頻度がものすごく高いです。

今はワイヤレスで2人同時収録もできるマイクがありますのでそちらをお勧めします。

ピンマイクだけでなくガンタイプのものも必須です。どちらも必ず必要なので優先的に揃えましょう。

④ムービー用三脚

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動画を始めたての方は、ジンバルを購入しがちですが(私もそうでした)、実は企業のクライアントワークで使用頻度が高いのは圧倒的に三脚です。

インタビュー動画・セミナー撮影・ライブ配信・YouTube撮影・ブツ撮りなどで必ず必要になります。

三脚に関しては価格はピンキリですが、必ずムービー用の三脚を選んで購入してくだい。

使用感だけで無く、見た目のゴツさもクライアントに安心感を与える要素になる為、安物では無くきちんとしたものを購入しましょう。

ちなみに私は下記の三脚を使用していますが、見た目、軽さ、機能的にも満足して愛用しています。

⑤必須の撮影備品

これまでの①〜④の機材が撮影のお仕事をするのに最低限必要な機材です。

ですが、下記の細かい必須備品を揃えて初めて撮影が可能となります。

☑️SDカード×2枚(2枚同時収録でデータ紛失のリスクヘッジが必要)

☑️予備電池×2個以上(1つではとても足りません)

☑️AC式充電アダプター(長時間収録時に安心)

☑️可変式NDフィルター(日中屋外撮影に必須)

ここまでの①〜⑤を買い揃えてざっと100万円くらいでしょうか。

ここまでの機材が最低限のクライアントワークをこなせる装備となります。

続いて、あると便利な機材を+αであと5選いってみましょう!

⑥ジンバル(スタビライザー)

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まずはジンバルです。

①のカメラを購入していただいた場合には、カメラ内に強力な手ブレ補正機能がついていますので、手持ち撮影でも十分に手ブレしない撮影が可能です。

なので、正直必須ではないですね。

歩きながらや走りながらの撮影、動きのある撮影(パララックスというカメラワークが秀逸)などジンバルならではのカメラワークが必要な際に重宝します。

今のカメラは本当に手持ちで十分なので、ジンバルを買う前に三脚を買ってくださいね。

私はDJI社のRSC2というモデルを愛用しています。

⑦照明(ビデオライト)

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続いて照明(ビデオライト)です。

特にインタビュー撮影やブツ撮りで重宝します。

またソフトボックスは独特な傘のような形状で、クライアントさんや撮られる側のテンションを見た目だけでアゲてくれます。

手軽に本格感を演出できるアイテムでもあるので、現場では積極的に使うようにしています。

私は、Godox ML60 LEDライトというのを愛用していますが、とてもお勧めです。

⑧モニター

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こちらも必須というわけではありませんが、モニターもあると便利です。

大画面で見やすい、ピントを確認しやすいといったメリット以外にも、クライアントさんと撮影イメージを共有できて会話が弾んだりします。

画質の良さにびっくりしてもらえることがほとんどなので、優越感にも浸れますよ。

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また、モニターを被写体側に向けることで撮られる側が画角を確認したりするのにも使えたりします。

FEELWORLD F6 PLUS 5.5インチ小型タッチスクリーン3D LUTカメラDSLRフィールドモニター

⑨グリーンバック

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編集時に、Ultraキーというエフェクトで簡単に背景を切り抜ける「グリーンバック」も一つ持っておくと幅が広がります。

 ウェビナーやオンラインセミナーで使ったり、リアルセミナーを同時収録して編集してコンテンツ化するなど色々なニーズに対応できます。

※グリーンバックを使用した私の作例


⑩録画・配信用コンパクトHDMIキャプチャカード

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Elgato Cam Link 4K

こちらを一つ持っておく事で一眼レフをPCにつないでライブ配信をすることができるようになります。

また、ZoomなどのオンラインMTGでも一眼レフカメラを接続することで高画質の映像を配信できるようになります。

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仕事の幅が間違いなく広がりますので、一つ持っておいて損はしないアイテムです。


以上が企業のクライアントワークで必要な機材10選でした。

この撮影機材にプラスして、カメラバッグや編集用PCなども必要になってくるのでやはり最低でも150万円以上の初期投資は必要ですね。

しかし最初にもお伝えしたとおり、この150万円が参入障壁となり、サラリーマンの強み(退職金とか)を活かせる部分でもあるので、本気の方はぜひ検討してください。

すべて実際に私が今まで使った経験を踏まえてご紹介してきたので、もしわからないことがあったらブログ経由のLINE登録で気軽に聞いてくださいね!

これから始めようという方の撮影機材購入時の参考にしていただければ幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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