#421 一括査定サイトの闇
先日Twitterでこんな投稿を発見。
クラウドワークスに投稿されているものでした。
不動産一括査定サイトに申し込んでレビューしてくれたら謝礼を払います。
内容を理解するために前置きを説明すると、不動産の一括査定サイトは、不動産会社6社前後に査定情報を送客し、単価10,000円くらい(サイトによります)が収益となります。
つまり、1件の査定情報を6社に送客すれば60,000円の収益となります。
一括査定サイト側は査定情報を送客すればいいので、その登録者(売主)が売る気があろうとなかろうと関係ないのです。
だって送客すればいいだけなんだから。
という前提のもと、クラウドワークスにこんな投稿があるんだと驚きました。
(調べたところ、今はないみたいです)
あこぎな商売してるなあとつくづく思いました。
企業の体質
クラウドワークスでこの仕事依頼をしているのが一括査定サイト側かどうかはわかりません。
しかし、かなりの確率でここから一括査定サイトに登録をした売主は、家を売らないと思います。
だって、本当に売ろうと思っている人は自らサイトに流入するから。
クラウドワークスから流れる人は謝礼目当てだから。
そんな売る気のない査定情報を展開する一括査定サイトを、不動産会社は使いたいと思うでしょうか。
信用
不動産の取り引きにおいて、よく「信用」が用いられます。
高額な取引なだけに、「信用」できる相手と取引をしたいと思うのが普通です。
「売る気のない情報を展開している」と発覚したサイトには果たして信用があるでしょうか。
自ら信用を壊していると言っても過言ではありません。
あと、クラウドワークスで「一括査定」と検索すると。
まあレビュー記載の依頼が多いですね。
果たしてそれは本当に実体験に基づくレビューなのでしょうか。
ここで得たレビューをサイトに掲載したとしても、信用にたるものなのでしょうか。
必要なものは実態。
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