見出し画像

前例とは

「前例がない」とニヤッとする人と苦い顔をする人がいる。

僕は前者だけど、後者の気持ちもわかっているつもり。安心安全を最優先しなくてはいけない立場なんだろう。

ただ、好みではない。

前例という原液を薄めながらこれまでやってきて、これからもやっていくとするならば、どっかで無味無臭になる。

だから新たな前例をつくっていくことを同時にやらないとバランスが悪くなっていく。

でも頑なに「前例!前例!前例!」と呪文のように唱える人がいる。

それが組織の方針で、その方針に忠実なだけであれば、優秀な組織人だと思う。

一方、それが個人的な思想なのであれば、否定はしないけど、「楽しい?」と聞きたくなる。

他方、個人的には前例主義ではないけれど、所属する組織がそれなのであれば、かなりのストレスを感じると思う。

はたまた、前例を無視して、新しいこと(斬新だと思っていること)を常に求め、温故知新に中指を立てている人もいる。→以前の僕

結局、このパターンの人間が一番良くないと思う。

それがわかっただけ成長していると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?