見出し画像

同業のすゝめ

こんなだったから髪を切った。

画像1

41歳をヅラ風で迎えたくない。(6月21日がバースデイ)

さて、1年に10回くらいは東京出張があり、そのタイミングで東京時代から長らく通っているサロンにいつもは行くのだが、如何せん、このご時世。

東京出張がセッティングされることが無ければ、自ら赴くのも憚られる。

とはいえ、髪を切りたいタイミングにいつも東京出張があるわけではなく、そんな時は盛岡の某サロンに行っていた。

そこでお願いしていたスタイリストさんが退職され、現在独立準備中ということで、今回は新たに探した。

「良さそうかも」と思ったところをピックアップしたところで、「あ、(上記の)スタイリストさんに聞いてみよう」と思った。

つまり、同業が薦める同業を紹介してもらおうと。

その旨をメールし、いただいた返信の中に自分でもピックアップしていたサロンがあったので心は決まった。

早速予約をし、先日行ってきた。

僕は、
「ショートにするつもりはないけど今よりも短くしたい。ひとクセも欲しいです。」
と、抽象的なオーダーした。

いつもこう。
初めていくところは特に、ドSオーダーをする。(あえて)

スタイリスト(以下、Yさん)はそれに屈することなく、時間をかけて念入りにカウンセリングをしてくれ、この時点で「ここはいいぞ!」と思った。

なぜなら、取り分けチェーン展開しているところはここが雑。全てがそうだと言わないけど。
あと、チェーン展開の有無、お店の大小に関わらず、ヘアカタログに頼るところが多い。

カタログに載っているスタイルは、そのモデルに似合うスタイルなのであって、僕に合うとは限らない。
だから、僕に合うスタイルを僕との対話のみで模索してくれているその姿に好感を持つ。

そしてYさんは、おもむろに、
「適切な例えじゃないかもしれませんけど、ソフトマッシュルームヘアーにしましょうか?」
と。

自信が確信に変わった。
切ってもらう前から心の中で勝利宣言。
ソフトマッシュルームヘアーという表現にピンと来たのだ。

テンションが上がった僕は、
「じゃあシメジですね ( ̄▽ ̄) 」
と。(一応笑ってくれた)

結果はこの通り。

画像2

かなり気に入った。家族からも好評だ。

後ろめたさを感じることなく上京できるようになった暁には馴染みのところにも行くけど、身近にお気に入りを見つけられたのは大きな収穫である。

同業がすすめる同業、最強説。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?