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【総合的な探究の時間】高校生からインタビューを受けました!

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

先日、岩手県内の高校生からインタビューを受けました。
高校での「総合的な探究の時間」の活動の中で、
「高校生のダイエット」をテーマにして生徒さんから連絡を受けました。
今回はあくまでも教育の一環。
・地域の高校生の学びの役に立てるなら
・若い世代に正しいフィットネスの情報発信ができるなら
という思いで、今回、対応させていただきました。

来館してくれたのは地域の女子高校生(2年生)が2名。
<お二人の探究テーマ>
「高校生でも続けられるダイエット方法」
管理栄養士、カウンセラー、スポーツインストラクターなどの
専門家にダイエットの成功の秘訣を伺い、
体力の向上や健康維持の方法について学びを深める。
のが目的。

”どうして、このテーマに??”
と質問してみると、
「私自身が過去に太っていた経験がある。
“健康的に痩せるためには何をしたらいいのだろう?”
“ダイエットを継続していくためには何がポイントなんだろう?”
と疑問に感じたから。」

「クラスメイトや周りの人の中には取り組んでいる人が結構いる。
“ダイエットを始めたんだ”とか、“最近、痩せてきたよ”という声を聞いたり。
 自分は人生で一回もダイエットをした経験はないけど、そもそも
 “なぜダイエットを始めるのか?”、“どうゆうダイエットが効果的なのか”
 という点が気になったから。」

という回答。
女子高生もそりゃスタイルを気にしますよね。。。 

”なぜうちのジムに?”ときいてみると
・パーソナルトレーニングではどんなことをするんだろう??という疑問。
・県内のパーソナルジムを調べた時にトップページに表示。
・問い合わせた中で、承諾してくれたから。
実際、訪問依頼を断ったジムもあるそうで。。。
「地域の高校生に協力してあげてもいいじゃん。。。」
と普通に思ってしまいました。

まずは、事前に提出してくれていた質問に回答。
(主な質問内容)
①パーソナルジムでの指導内容(運動や食事の概要)
②ダイエット全般に関する疑問
有酸素運動vs無酸素運動
BMIってなに?
標準体重・美容体重・モデル体重、どれが健康的?
骨格ダイエットみたいに個人差はある?
ダイエットを継続するにはどうすれば?
③情報の選択方法
様々なダイエット方法の信頼度の判断基準は?
④運動プログラム
運動する時間帯と頻度
 1回の運動時間
 1回の運動の負荷の設定目安
⑤食事内容
普段の食事で気をつけること
⑥高校生世代では?
目標にすべき体格(B M I)や筋肉量・体脂肪率
高校生がダイエットすべき?気をつけることは?

訪問してくれたお二人は、若い世代の女性にありがちな
「とにかく細くなりたいんです!」
「〇〇kg(ちょっと無理な設定・・・)まで痩せたい」
といった、極端な発想や方法論を求めるではなく、
「健康的に綺麗なスタイルを作るためには何が必要なのか?」
「適正な数値目標はどのように設定するのか?」
といった本質的な部分を探究するために来てくれました。

お二人とも、メモをとりながら真剣に聞いてくれるので、
こちらも事例を交えながら、
できる限りわかりやすく、
詳しく説明することを心がけました。
後半の方は、個人的な質問も出始めて。。。
ちょっとしたカウンセリングみたいな感じになりました(笑)

話を進めていくと、やはり若い世代は、
S N Sやメデイアの影響が強いのだなと感じます。
・目に付くインスタグラマーやティックトッカー
・メデイアで取り上げられるモデル
出てくる人たちは、ものすごく細い体型の方が多い。
そこに憧れを持つのも理解できます。

でも実際、
・痩せ型の場合も生活習慣病のリスクが高まるケース
・過度なダイエットのリスク(骨密度低下等)
などをお話ししました。

また、ダイエットに関する情報も、
S N S等で目にすることが多い。
「私はこの方法で痩せました!!」みたいな。
確かにその人は痩せたかもしれないけど、
・健康的な方法なのか?
・果たして全員に当てはるのか?
など判断する基準がわからないとのこと。
情報が簡単に手に入る反面、玉石混合の状態。
高校生に限らず多くのかたが悩むポイントです。
これに関しても、
・情報ソースを調べてみること
をお伝えしています。

個人の経験則も一例としてアリです。
でも、やはり裏付けになる根拠が
明示されているのかどうかは大きな判断ポイントです。

お二人と話して、高校生世代のリアルが聞けたと感じる部分も。
情報の取捨選択。
ここが大きなポイントですよね。。。
バズっている情報に惑わされず
正しい情報だけを受け取る。
今回、僕が話したことが、
お二人の探究活動の一助になれば幸いです。

よろしければ、サポートをお願いします。情報発信するためのトレーニングセミナー開催費用や、ジュニア世代へのコオーディネーショントレーニング指導などの活動費として活用させていただきます。