音楽はモチベーター。トレーニング時にうまく使おう。

音楽はトレーニングをするモチベーション向上にプラスの影響を与えます。
僕個人も強くそう思います。単純に気分が盛り上がる。今は、プレイリストでトレーニング用BGMなども簡単に聞けますよね。なので、今回はちょっと音楽の話を。

まず、本当に効果は上がるのか??

音楽と作業効率の研究は昔からあります。
本当に昔の研究だと、BGMは作業効率を下げるという研究報告が多かったようですが、1950年以降の研究では、音楽が作業効果を促進するという報告がされるようになりました。Freeburne & Fleischer(1952年)の研究では音楽が読書に悪影響を与える ことはないということが示され、さらにジャズを 聴けば読書速度が向上する傾向も報告している。 Hall(1952年)の研究でも、読書中に音楽を聞かせると読書力 テスト(Nelson 黙読テスト)の成績がよくなる可 能性を指摘しています。

ただ、全ての研究結果が効果ありとはなっていないようです。
効果が出たもの、あまり変わらないもの、逆に作業効率がマイナスになったケースも。

実際に、トレーニングと音楽に関する研究報告みたいなものは見つけられませんでした。もし、ご存知の方がいれば教えてください。

個人的な見解としては、トレーニングにしろ、スポーツにしろ、リズム感とかテンポとかって重要だと思ってます。音楽があると、”ノッテ”くるのは間違いないかなと。

NSCAの教本であるEssentials of Strength Training and Conditioning(僕が持ってるのは第2版なのでかなり古いですが。。。。)でも、トレーニング室の環境設定のチャプターでBGMに関して触れています。音楽はモチベーターになると。

使用するときは、音量設定などを適正で。

トレーニング中は好きな音楽をかけた方が効率が良くなるとおもいます。
だからと言って、爆音でかけるのはね。。。。これもNSCAの教本から、基本は90dB以下でBGMをかけるべきと。
90dBって、子供たちが持っている一般的な防犯ブザーの音量くらいらしいです。。。。結構、うるさいですよね。
なので、現実的に、周辺の人と、普通に会話ができるくらい。
70dBくらいで音楽をかけると、ちょうどいいのかなと思います。
(環境、状況によってはもっと小さめですね。)

また、今は、ほとんどの人がヘッドホンを使ってるのかなと。
Bluetoothで飛ばせる、無線のヘッドホンやイヤホンを使ってる方、多いですよね。自分の世界に入れるし、周りに迷惑かけないし。
ただし、ずっと使い続けていると、”ヘッドホン難聴”みたいな症状も起こります。
・1時間以上、継続して使っている。
・音量が大きい(スマホから飛ばしているなら、そのスマホの音量設定の半分以上の音量の大きさ)
などだと、耳の調子が悪くなるかもです。

いずれにしても、適正な音量設定が、周囲に迷惑をかけず、自分も心地よくトレーニングできるのかなと思います。

音源でおすすめ

正直、Youtubeでも、普通にプレイリストで使えるのがあるかと。
ただ、無料のものは、途中で広告が挟まったりしますからね。
ちょっと気分を害します。
よくトレーニングするから、よく音楽を聴く方なら、月定額の音楽配信サービスの方がいいです。
正直、ほとんどの方が、もう利用されていると思いますが、
Amazon Musicはおすすめかなと。
僕がパーソナルをするジムのBGMはこれです。
選びやすいし、音源も多いかなと。
とても重宝してます。

ジムに行ける人はジムで、自宅でトレーニングする人は自宅で。いい音楽でトレーニングのモチベーションを上げていきましょう。


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