ジムのフリーウェイトエリアに入りづらい。。。【トレーニング初級者でも気軽に利用するために。】
こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしています。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。
プログラム終盤のお客様と、
”いかに今後もトレーニングを続けるか”
の話をいつもします。
2ヶ月間のプログラムを継続してきたお客様は、
・定期的に運動を続けてきた。
・フリーウェイトに基本種目のテクニックも習得した。
どこのジムに行っても、
自分でできる状況にはなっていきます。
でも、お客様がいつもいうのが、
「フリーウェイトのスペースって近づきがたい。。。」
という言葉。。。
・常連さんが場所を占有してる。
・レイアウト的に、ジムの奥の方に設置してる。
みたいなイメージがあり、
特に女性だと、フリーウェイトエリアに近づきにくい。。。
すごく、よくわかります。。。。
でも、せっかくエクササイズテクニックを習得して、
それなりの重量も扱えるようになったのに、
ここでフリーウェイトをやめてしまうのはもったいない。
フリーウェイトの方が、なんだかんだで
トレーニング効果が高いですからね。
フリーウェイトエリアは、
限られた人だけが使う場所ではありません。
だから、どんどん活用していきましょう!
ジム利用者全員にフリーウェイトを使用する権利がある!
全員が施設利用料金を支払っています。
当たり前ですが、全員が、その施設の設備を
使い倒す権利があるわけです。
だったら、使わないのはもったいない。
たまーに、”主”のように居座って、
変な威圧をかけてくる人もいるようです。。。
パブリック・スペースを
プライベート・スペースのように
使っている人の方が問題です。
そんなのは完全無視ですね。
誰だって最初は初心者。
フリーウェイトエリアは、
・マッチョな人
・結構な重量を持ち上げている人
が使用している頻度が確かに多いです。
でも、そんな人たちも、
”最初からトレーニング上級者ではありません。”
トレーニング開始時は、
・誰もが筋肉量は少ない。
・誰もが軽い重量しか挙がらない。
わけです。
それが普通です。
男性の方でも、トレーニング未経験者の場合、
20kgのバーベルでも、
「重いです。。。。」
普通に感じる人が大多数です。
本当の上級者は初心者の時の苦労も経験してるので、
初心者に対して高圧的な態度は取ってきません。
だから、誰もがフリーウェイトエリアでトレーニングしてO.K.
でも、なんとなくフリーウェイトエリアに抵抗がある時は。。。
とはいえ、トレーニング初級者が、
フリーウェイトエリアに立ち入るのに、
二の足を踏んでしまうのも事実。
そんな時は、こんな対応はいかがでしょうか?
① 知り合いが通っているジムに行ってみる。
飲食店でも初めての店は入りづらいですよね。
でも、知り合いが常連のお店で、
知り合いと一緒だと入りやすい。
勝手がわかっている人と一緒だと心強いです。
② 通ってるジムでパーソナル指導を受けてみる。
これも飲食店の例で。。。
初めてのお店だと、何を頼んだらいいか迷います。
そんな時、スタッフの方に、
「おすすめはなんですか?」
と聞くことありますよね。
これと同じで、ジムスタッフの人にサポートしてもらいましょう。
「器具の使い方を教えてもらってもいいですか?」
「ベンチプレスのサポートしてもらってもいいですか?」
と声を掛ければ親切に対応してくれます。
また、ジムによってはパーソナル指導を
オプションとして準備しているところも多くなっています。
別途料金は発生しますが、
「パーソナルを受ける」
というフリーウェイトエリアを使用する
”大義名分”ができますからね。
堂々と使えます。
③ まずはダンベルエクササイズから始めてみる。
スクワットラックやベンチ台は、
数量が限られていることが多い。
また、そこでトレーニングしたい人は多いです。
つまり、競争率が高いです。
それに対して、ダンベルは軽いものから、
ある程度の重さまで複数、置いてあるのが一般的。
これだと、待たずに何かしらのエクササイズはできます。
また、設置エリアも、フリーウィイトエリア内。
鏡の前にダンベルが置いてあるというのが一般的。
”場慣れ”するのにちょうどいいです。
④ フリーウェイトが使いやすいジムや時間を選ぶ。
足を運ぶジム次第で、
フリーウェイトの使いやすさが変わります。
ゴールドジムのように、
単純にフリーウェイト機材の数が多いジムだと、
そこまで待たずに使用できますよね。
他には、オーナーやスタッフが、
円滑に機材を使用できるように、
各利用者に声をかけたりする
個人経営マイクロジムのような場所もオススメ。
使いたい意思を伝えれば、
スタッフが誘導してくれます。
スタッフの介入がなくても、
”利用者自体のマナーがいいジム”がベストですね。
ほとんどのジムが、
「器具の利用は30分まで」
みたいなルールを設けて、
ウェイティングボードなどを設置してます。
・やりたいトレーニングをしっかりする。
・使い終わったら、片付けや清掃をする。
・次の人にすぐ場所を譲る。
当たり前のマナーが徹底されているジムは、
利用していてストレスがないです。
次は時間帯の選択。
多くのジムは”平日の夕方以降”
が混み合う時間帯。
そこを避けて、
・朝から午前中(朝活です)
・夜の20:00以降
・週末
などに行くと、
そんなにストレスなく使えると思います。
(とはいえ、あまりに遅い時間帯は、オススメできません。
その後の自律神経やホルモン分泌など日内サイクルにマイナスに作用するかも。
やはり、夜はゆっくり過ごす。それがベストです。)
いずれにしても、
まずは施設見学ですね。
そこで混み具合や、スタッフの動き、
利用者さんの動きをみるといいです。
まとめ。
トレーニング初級者が敬遠しがちな、
ジムのフリーウェイトエリア。
ジム利用者、全員が使用する権利があるものです。
みなさん、積極的に活用してください。
ちょっと不安に感じる人は、
・ジム常連の知り合いと行ってみる
・ジムスタッフのパーソナル指導を受けてみる
・ダンベルなどのトレーニング機材から使用してみる
・自分が使いやすいジムや時間帯を見つける
など、不安が軽減できる状況でスタート。
繰り返し、使用していくと慣れていきます。
慣れると、できることも増えていきますよね。
「フリーウエイトエリアはマッチョの場所」
「軽い重量でトレーニングするのが気が引ける」
と感じるかもしれません。
でも、誰もが最初は初心者です。
最初から筋肉量が多いわけじゃないし、
最初から高重量が扱えるわけじゃありません。
気にする必要は一切なしです。
「なんだか邪魔したら常連さんに怒られそう」
と思ってしまうかもしれません。
そうならないように、
きちんとマナーを守れば大丈夫!
・ジムのルールに従う。(使用時間の制限等)
・インターバルをダラダラ過ごして、必要以上に機材を占拠しない。
・使い終わったら、使用したプレート等は元に戻す。
・機材の消毒・清掃をする。
特に、長時間、機材を占有するのは一番印象が悪いので、
・どの種目をするのか。
・何セット、実施するのか。
・インターバルの時間をどの程度、確保するのか。
などは、あらかじめ決めておくといいです。
あと、使いたそうにしている人がいれば、
「あと、◯分くらいで終わります。」
「あと、◯セットで終わります。」
と伝えると、印象がいいです。
最後に、フリーウェイト使用の際は、
安全面も気をつけて。
補助者、セーフティーバー、プレートストッパー。
この辺のセッティングもお忘れなく。
安全に、そして、円滑に。
フリーウェイトを実施してください。
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