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仕事が忙しい時の考え方。

盆正月前後は商売していると忙しいもので、やたらと仕事が立て込んでいる。だが、大学院の勉強もしたい私にとってこの「仕事が忙しい」という現状は困ったものである。さて、どうやって勉強する時間を捻出していこう。 

私は忙しい時にいつも下の円グラフが頭に浮かぶ。1日24時間あって、睡眠に8時間使い、仕事に8時間使っても、あと8時間は自由なその他の時間があるのだ。そう考えると、「なんだ。実は時間はいっぱいあるじゃん」となる。

8時間は自由な時間がある。


実はこの考え方は1917年に起きたロシア革命の焦点にもなった。以前読んだロシア革命史入門にその記述があった。

「秩序回復のために職場に戻れ」という要求を受けた労働者にとっては、1日8時間労働制の確立と、賃金の引き上げと、労働条件の改善が焦眉の急の課題であった。ボリシェビキは「8時間の労働、8時間の睡眠、8時間の自由」を主張した。

※ボリシェヴィキ(「多数派」の意)は、ロシア社会民主労働党が分裂して形成された、ウラジーミル・レーニンが率いた左派の一派。(Wikipediaより)

広瀬隆:ロシア革命史入門

つまり100年以上前に24時間を3分割して生活することが理想とされていた。この時代のロシアは労働者であるプロタリアートと支配者であるブルジョワジーに大別され、ひどい労働条件で労働者は働かされていた。その現状を変えようとレーニンはロシア革命を率いたのだが…続きは歴史を勉強してほしい。

とにかく8時間の自由が我々にはある。ロマノフ王朝時代の農民ではないのだ。私はその8時間で人生が決まると思っている。ストレッチやセルフケア、勉強やこのnoteを書く時間、研究や仕事の計画を考えたり無駄にしないように気をつける。

私はその8時間を大事に生きたい。


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