心の変化を記録

36歳になりました。
誕生日に自分の中で起こった心の動きについて記録するべく、
報復性夜ふかしの延長で久々のnote。笑


誕生日当日への執着


自分自身が人生の主役であるという実感が少ないせいか、
誕生日くらいは私を見てほしいという気持ちが強く、
これまでの交際相手にも、夫にも、
「当日に祝ってもらうこと」にちょっと異常な執着を持っていた。

それが今年、驚くほどその気持ちがわかなかった。

ここ数年はお互いのプレゼントはモノではなく食事にしているのだけど、
今年は夫の仕事の都合で後日に。
誕生日に働くのは癪だったので有給を取り、朝から一人で過ごした。
これがまた、非常に幸福で充実した時間を過ごせたのだ。

朝からホテルで朝食を食べたあとは、お気に入りのスパ施設でまったり。
施設内で様々なリラクゼーションアクティビティを楽しんで、
夜は夫と息子と合流して焼肉。
帰宅して、私が自分で選んだホールケーキでお祝い。
推したちから届いたお祝い動画を眺めて1日を終えた。

一人で過ごすことも、自分でケーキを選ぶことも、
これまでの私だったら寂しさを感じていた。
感じるだけでなくぶつけて求めたことも数しれず。。
そんな私が、本当に、一日中寂しさを感じず幸せでいっぱいだった。

きっとこれは、夫と息子が毎日惜しみなく愛をくれるからだと思う。
自分が愛されていることに自信がなくて、自分だけの特別な日である誕生日くらいは、
その証が欲しくてぶつけて求めてきたけれど。
そんなことをしなくても、こんなに満たされた気持ちで毎日過ごせているから、当日への執着が自然と消えたんだと思う。
やっと少し、なんだか自己肯定感の欠片のようなものが掴めた気がする。

二人目に対する考え方

もう一つは二人目問題。
我が家には愛しい4歳の息子が一人。
二人目をどうするかについては以前も少し書いた。
その後息子が成長し仕事もプロジェクトが忙しくなる中で、
8割方一人っ子かなと考えていた。
というより、とてもじゃないけど二人目を考えられない。

それでも「はい一人っ子確定!」と思い切れないのは、もう一度自分の赤ちゃんを抱きたいという母性がくすぶっているから。

考えられない、と強く思っていた理由はたくさんあって、息子に集中したいとか
夫婦の休みが合わないとか
仕事が忙しいとか
推し活にまた制限がかかるのが嫌とか
そういうあれこれで、
息子を産む前や産んでしばらく単なる数字で「3人ほしいな」とか漠然と考えていた時期を除いて、
子育てを経験したうえで「もう一人欲しい」という気持ちが心から湧いたことはこれまでなかった。

それが、ですよ。
誕生日のひとり時間、サウナ後の外気浴中、突然一つの想いが突然湧いた。

「二人目いけんじゃね?」

なんのきっかけもない、ただふっと、湧いた。
一度湧いてからは、「二人目なんて無理」の理由として挙げていた事一つ一つが、
全部なんとかなる類のものに思えてきた。

渡りに船でその翌日カウンセリングだったので、
カウンセラーにこの気持ちについて話を聞いてもらい、一緒に分析。

結論だけシンプルに記す。
流産や死産を経験するかもしれないリスク
障害を持った子を産んでしまうかもしれないリスク
この2つのリスクを「例えそうなっても良い」と腹を括って受け入れられるかどうか、
そのリスクへの不安と「それでも欲しい」の気持ちどっちが勝つか、
これが二人目にトライするか否かの私なりの判定になる。
これらのリスクの唯一の回避策は、妊娠しないこと、だから。
他のごちゃごちゃした理由は、すべて些細なことと思えてきた。

とはいえ、諸々の事情を踏まえ、もし本当に二人目トライするとしても、来年の夏以降。
また心境の変化は訪れるかもしれないけど、今の気持ちがかなり整理できたのは収穫だな。
今度夫に遅い誕生日祝でご飯に連れて行ってもらう時、少し話してみようかな。


こうやって気持ちに変化が現れたのは、私自身のメンタルが安定してきて、
一つ次の段階に行けたことの現れだと感じる。
2年以上カウンセリングにお世話になっているけど、着実に確実に良い変化が起きていて、とても嬉しい。
これからも少しずつ、少しずつ。

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