今更幸せになりたいなんて/深い関係/ハーブティー

今更幸せになりたいなんて

こんな性格に生まれておいて「幸せになりたい」と思うのが間違っているのかもしれない。

自分に期待したって、世の中に期待したって、結局何も生まれない。

自分の思い描くような一日を過ごせた日が、或いは自分の思い描くような世界がそこに広がっていたことが、これまでの人生で何日あったか?

そう思うのに、
何回でも期待して、何回でも失望してしまう。

期待するのをやめたい。幸せになりたいと思うことさえやめたい。
幸せになりたいと思う気持ちが、自分を焦らせ、消耗させ、逆に不幸にさせている。

体裁とか効率とか未来とか、そんなことを考えられる人間じゃない。
幸せになれるなんて思うな。

死ぬまで悩み続ける人間であることを自覚しろ。
何回だって自分に失望し続けることを受け入れろ。

その中で、自分にできることを探していたい。

深い関係

他人と距離を詰めることに苦手意識は無いが、そうしたいとは中々思えない。特に仕事において。

例えばこの間、長い付き合いのお客さんということもあり、mtg中2人になると雑談をしてくれるようになった。

ぼくはそこで、雑談を楽しむことに抵抗がある。
その人と仲が深まることで、相手の、自分に対する期待値が上がるのを億劫に感じてしまうからだ。

もちろん一緒に時間を共有する事がある以上、会話しやすい間柄であるほうがコミュニケーションはとりやすく、仕事はしやすい。

だが深い関係を築くことでお互いの期待値を上げ合うのは、精神衛生上良くないなと感じることが多い。

一定期間の記憶を消せるボタンがあるのなら、いくらでも雑談したいし、その人のことを知りたいし、一緒に飲みに行きたい。そして最後にボタンを押せばいい。

だから誰か記憶抹消ボタンを作ってください。

ハーブティー

おしゃれだと思われると嫌なので普段は隠しているが、いい香りに包まれていたいので、ハーブティーが好きだ。

いまハマっているものが切れたので新宿に買いに行った。
「凛として輝く女性の苺とローズ茶」
リピートしているハーブティーの名前だ。

しかしなぜハーブティーには妙な名前がつけられがちなのだろう。
ぼくは別に、凛としていないし輝いていないし、そもそも女性ではない。

初めてその茶葉を買ったとき、いろいろ試飲した中でそれが一番美味しくて香りも良かっただけに、そのネーミングに少しガッカリだった。

てか買うときに、
「凛として輝く女性の苺とローズ茶、でお間違い無いですね?」
って聞くのやめてくれ。恥ずかしいから。
そんな意味わからん名前の茶葉を間違うはずないだろ。

だから今後はネットで買うことにした。

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