上を向いて歩こう
コロナになる前の2年くらい、病院、介護施設、デイサービスセンターなどでボランティアライヴを何回かやらせてもらったことがあり、その事はブログなどでも過去書いていたんだけど、僕らは一応セトリを作るときは、あくまでも【僕らの歌いたい歌、演奏したい曲】という事をメインに添えていた。
なので、いくらお年寄りが多いとは言え、ド演歌は選択はしてこなかった。
でも、ある時、やっぱりお年寄りも知ってるような曲をセレクトすべきではないか?と話し合い、人生いろいろ、襟裳岬、二人でお酒を、などの曲をやったものの、そんなに反応が良くなかったなんてことも。
そんな経験をしてわかったことがある。
坂本九の、上を向いて歩こうと、見上げてごらん夜の星を、にハズレなし、ということを(笑)
そして、童謡ではあるが、ウサギ追いし~♪の、故郷だ。
キラキラ星は、病院の七夕祭りでやり、誰もが知っている曲なので皆で歌ってもらったが、なかなか感動的だった。
現在70から80代のお年寄りが、例えば30代40代に流行った曲をやっても、そんなに受けることはなく、もっと古い有名曲(九ちゃんひばりさんクラスの) か、幼少期の童謡などがやっぱり昔を思い出してもらえるのか、泣かれる方が多かったのだ。
それは僕ら世代がそのような年齢になってもきっと同じ構造だと思うし、中途半端にサザンのTSUNAMIとか、椎名林檎の曲とかやってもらうより、明菜ちゃんなどのアイドル曲や、BOØWYやBON JOVIなどのロック、そしてマジンガーZやキャンディキャンディのようなアニソンなどがきっと感動するんだろうなあ、と思ってるが、どうだろうか(笑)
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