ワイパー


子供のころの話なんだけど、ある日、母の運転する車に僕と弟と従姉妹が乗ってて、ガソリンスタンドで洗車をする時があった。
母は降りてスタンドの中に行き、コーヒーかなんかを飲んでたんだけど、僕らは中に残ったんですよ。

なんか、自動の洗車機ってワクワクするじゃないですか?


で、洗車が始まり、ちょうどフロントガラスあたりにブラシが来た頃かな、僕がワイパーのスイッチを入れたんですよ。


そしたらすぐに、ブラシに絡まり、ワイパーが1つグニャリと曲がったの。

僕は焦って、ヤバい!と思ったんだけど、どうすることも出来ないわけですよね(笑)
 で、洗車機が止まり、曲がったワイパーの乗用車が露になると、スタンドのスタッフがそれに気付き、慌てて走ってきて、手際よくワイパーを外し、店内から新しいのを持ってきて付け替えたんですよ(汗)

僕は、呆気にとられて。
そしたら母がやってきて、普通に車に乗り、発車したんだけど、スタッフもワイパーについて触れることもなく、僕らに何か言うでもなく、僕らもだんまり決め込んでたっつうね(笑)

母だけなにも知らないと。
そんなことがあったんだけどさ、ずっと疑問なんだけど、なぜワイパー動いた?

昔の自動洗車機って、エンジン止めなくても良かった?

今は、アナウンスが「エンジンは止めてください」と流れるよね?
給油も今はセルフが殆どだろうけど、エンジン止めるよね?

昔はセルフのほうが無くて、スタッフに車のキーを渡して、受け取ったスタッフは給油口の扉に鍵をさして開けてから給油をするというプロセスなので、エンジンは止めざるを得なかったが、果たして洗車機は?

母的に、エアコンを切らないであげたいから?そのままだった?
仮にエンジンは止めてあったとしてだ、いくらなんでも僕がエンジンかけて、からの、ワイパーオンなんてことはさすがにやらんよね。

まあ、諸々、今となっては謎なんだけど、スタッフも何故慌てて取り替えたんだろか?
その頃の自動洗車機はそういうトラブルがあったのだろうか?

と言っても、全ては僕のイタズラがいけないので、ガソリンスタンドには大変ご迷惑をおかけしました 🙇


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