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自慢の気象写真(11/22~11/29紹介分)

いつもお世話になっております。ダイヤモンド社『気象のはなし』制作スタッフです。

今週も、先読みキャンペーンの際に皆さんからいただいた「自慢の気象写真」を、荒木健太郎先生からのコメントつきで、ご紹介させていただきたいと思います。(お写真は、荒木先生のXで11/22~11/29に掲載済のものをピックアップしております。)

なお、「自慢の気象写真」ご紹介コーナーは、これで最後となります。ご協力いただいたすべての皆様、どうもありがとうございました!

めっちゃ薄明光線! モクモクと発達した雲の後ろに太陽が隠れ、雲から上向きに光と影の筋がのびています。とっても幻想的で、太陽と反対側の空には反薄明光線もでていそう。時間を忘れて見惚れてしまいそうな美しい空の風景です。 Sallyさん撮影
すごすぎる花粉光環。 スギ花粉などが空に飛散しているときに太陽の周囲に現れる環状の虹色です。撮影のコツは写真のように太陽を建物などでギリギリ隠すこと。太陽を直接見ると眼を傷めるので注意です。花粉の時期でも楽しめる空の虹色です。 髙木伸一さん撮影
うひょう! カナダで撮影された雨氷という現象です。地上付近に氷点下の大気層、その上に暖気層があるとき、雪が融けて氷点下に冷えた雨として降ってきて、樹木などにあたって凍結したものです。冬の南岸低気圧接近時に関東甲信などでも見られます。 パッツィさん撮影
鮮明な雨柱。 海上で発達した積乱雲から局地的に雨が降っている様子です。雨の強い部分は灰色が濃くなって見えています。右側の雨柱はまっすぐなのに対して中央やや左の雨柱は下のほうがやや曲がっており、風がずれているのかなと想像が広がります。 加瀬明子さん撮影
彩り豊かな夕空。 太陽のすぐ近くの雲は彩雲となって彩っていることに加えて、太陽を中心に放射状に薄明光線がのびていて、めっちゃ幻想的な空になっています。雲の厚さや広がり、太陽の位置関係などが最高の組み合わせで生まれた風景です。 おがわぎゃーこさん撮影
美しい大気光象の空。 飛行機が巻層雲のなかに入ったときに撮影されたもので、22度ハロ、22度幻日に下部タンジェントアーク、映日まで見えています。氷の結晶でできた雲が織りなす綺麗な空の風景に心が動かされてしまいます。素敵。 @hoshi_kinutaさん撮影
とても綺麗な夕焼け空。 高い空が湿っていて巻雲や飛行機雲がほのかに焼け、夕焼け色と夜空の群青色が混ざり合って、薄明の空がピンク色に染まっています。フランスで撮影されたものとのことですが日本でも同様な空に出会えます。素敵な空の風景。 水野こころさん撮影

みなさま、本当にありがとうございました!これからも、『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』をよろしくお願いします!