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テストをやるのか、テストを使うのか

4月も中旬になり、暖かくなってきましたね。

スポーツをするには良い季節になってきたのではないでしょうか。

この時期になると、学校や日頃活動しているチームで体力テストを実施しているところもあるかと思います。

さて、その『体力テスト』についてですが、今回は、それぞれのスポーツチームで行われているテストについてお話ししたいと思います。

自分自身も小学生時代に所属していたサッカーチームで毎年この時期にテストをやっていました。

50m走のタイムや反復横飛びの結果を周りの友達と比べて一喜一憂していました。

現在学校でも行われているテストを基準としていたり、各チームのオリジナルのテストを行っているところもあると思います。

一つ疑問に思う事は、『そのテスト、ちゃんと利用できていますか?』という事です。

学校の定期テストや単元テストなどは、その点数が直接的に成績に繋がってきますが、体力テストの成績がそのままレギュラーに繋がってくることはほとんどないと思います。

もちろん、ある程度の判断基準になる事はあるかと思いますが、「それはそれ、これはこれ」という形になっているような気がしています。

じゃあ、なんの為に体力テストをやっているのか?

それは…

ズバリ

『テストをやって、自分の得意なモノや苦手なモノを数字として出し、その結果を元にトレーニング計画を立て、パフォーマンス向上につなげる』

です。

「そんなの当たり前じゃん」

なんて声が聞こえてきそうですが…

本当に、出来てますか?

テストの結果だけを気にしすぎて、そのテストで良い結果を出す事だけに目が向きすぎていませんか?

特に小・中学生たちは、目の前の結果に一喜一憂するところがあります。

競技種目やカテゴリーによって、多少の違いはあるとは思いますが、やはり大事なのは、『自分自身やチームのパフォーマンス向上』なのではないでしょうか?

ただテストをやるだけではなく、そのテストの結果から何を導き出せるか、が重要です。

『テストをやる』のではなく、『テストを使う』ことができるようになりましょう!


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