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これからどうする?知識労働者 5月1日 Managing Knowledge Workers 知識労働者のマネジメント
5月になりました。今月もよろしくです。
さて、これまで「好条件で就職するなら大卒」が当たり前でした。
しかし、現場が必要な人材は、理屈の多い大卒よりも、アクションよく動ける若手。ということで、好条件で就職できるのは「高卒」になりそうです。
どの組織も新卒だけでなく、現有従業員への待遇改善も求められています。
給与を上げたほうがいいというと、給与はあげられないという。値段を上げろというとあげられないという。リモートワークを取り入れたほうがいいというと、出社でないと駄目だという。 インフレや働き方に限らず、目まぐるしく変化する世の中において、現状維持の発想が生むのは、緩やかな衰退だね。採用できない企業は自分自身でその道を選んでるとも言える
今日の #ドラッカー365の金言 のテキストは、
『明日を支配するもの』と『ネクスト・ソサエティ』からとのこと。
本日 #5月1日 水曜日のテーマは
#Managing_Knowledge_Workers
#知識労働者のマネジメント
本日の金言:
#知識労働者のマネジメントはマーケティング的な仕事である 。
ACTION POINT
:
#有能な社員には挑戦的な仕事を与えてください 。
これまでの雇用の前提は、
「組織のために働く者は全て、その組織に生計とキャリアを依存するフルタイムの従業員であるはず」(中略)「組織のために働く者は全て、その組織において誰かの部下であるはず」(中略)「彼らのほとんどがとりたてて技術もなく、言われたことをするだけの存在」
しかし、この前提は、すでに変わりつつあります。少子化を受けて、知識労働者はAIに。サービス業の労働はロボットにとって代わられつつあり、雇用に対する考え方にギャップが生まれつつあるように感じます。
言うことを聞かない知識労働者を雇うよりChatGPTに聞けば良い、というオーナーや同族企業のトップが増えるだろう。
そうなると、トレーニングが必要な新卒への価値は、これまでのような待遇とは異なってくるかもしれません。プロスポーツ界同様、プロスペクト(新人)と実力で雇用される高待遇のプロで構成されるチームになるのかもしれません。
それは、ドラッカーが記した30年前のテキストが予言した内容とは異なる現実となりそうです。
特にこれからは、人をマネジメントすることは、仕事をマーケティングすることを意味するようになる。マーケティングの出発点は、組織が何を望むかではない。相手が何を望むか、相手にとっての価値は何か、目的は何か、成果は何かである。つまり、適用すべきはX理論でもY理論でもなく、いかなる管理論でもないということである。(『明日を支配するもの』第1章 マネジメントの常識が変わる>3、第3の間違い〜人のマネジメントには唯一の正しい方法がある>仕事をマーケティングする 24ページより)
彼らは、金銭欲に訴えてやる気を起こさせることは不可能です。彼らの価値観を満足させ、社会的な地位を与え、社会的な力を与えることによって活躍してもらわなければならない。そのためには、彼らを部下ではなく同僚の経営者として、単なる高給の社員ではなくパートナーとして遇さなければならない。(「ネクスト・ソサエティ」第2部第1章 IT革命の先に何があるか>知識労働者は金では動かない、88〜90ページ)
マーケティングの基本はこちらが何を望むかではない。相手が何を望むか、相手にとっての価値は何か、目標は何か、成果は何かである。
とはいえ、我々にはビッグなチャンスが待っています。
才能を磨こう。成果を上げていこう。
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