時代遅れの発想を捨て、新しい現実から学ぼう。 7月4日 Communicate and Test Assumptions 事業の定義の周知と検証
おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言 からスタートしていきましょう。
#7月4日 本日は #アメリカ独立記念日 。おめでとうございます。歴史的にも、そして、現在進行形でも、わが国にとって米日関係は重要です。同じ国民同士でも諍いが絶えないなか、異国民・異民族とのコミュニケーションは、本当に難しいですね。一言で相互理解と言いますが、実際のところは、互いのことに、関わらないこと。距離間が大事と感じています。SNSがコミュニケーションの主流になり、そのあたりの距離感がなくなったように感じることで、SNSでの炎上が起こるのかもしれませんね。
とはいえ、今日もやっていきましょう。
本日のテーマは、
#Communicate_and_Test_Assumptions
#事業の定義の周知と検証
とあるんですが、、、どうもしっくりこない。
assumptions を事業の前提、とか、事業の定義、と訳されているんですけど、英和辞書をみると、、、
これまで「事業の定義」と訳されていたので、その通りに読んできましたが、辞書からいうと、「定義」ではなくて、「仮説」。
仮説を立てて、製品・サービスを販売し、市場の反響から学び、新しい仮説を立て、その仮説に基づいて製品・サービスを開発し、販売する。
現実を見るのに必要なことは、市場とのコミュニケーション。
市場のニーズはこうなんだろうな、と「仮説」を立てて、その仮説に基づいて製品・サービスを提供し、売れ行きによって、フィードバックを得る。この仮説に基づいて市場に製品・サービスを投入し、反響を得るまでの一連のやり取りをコミュニケーションとドラッカーは言ってるんだよね。
つまり、今日のタイトルでいえば「コミュニケーションによって、仮説を検証せよ」という意味ではないかしらん?
ということで、今日の金言は、
#事業の定義とは規律である 。
The theory of the business is a discipline. (ビジネスの理論は修練である。)
ACTION POINT
#事業の定義を周知し 、
#有効性を検証していく仕組みをつくってください 。
本日のテキストも、1995年刊『未来への決断』 1章 事業の定義 36〜37ページより。
「主な課題は、幹部や従業員たちの目を市場に向けさせることでした。事業の成果を値踏みするのは市場だけですからね」。「とにかく会う人ごとに、IBMを支えているのはお客様だ。お客様の視点に立って会社を立て直そう、と声をかけました。シンプル極まりないメッセージではありますが、社内の意識を変えるには、これが極めて重要だったのです。」(深刻な経営危機に陥ったIBMを立て直した元CEO、ルイス・ガードナー氏の談話)
イギリスの小売業テスコ社は、「末永くご愛顧いただけるよう、お客様に大きな価値を提供します」という使命を掲げ、第一の理念「誰よりも深くお客様を理解する」を日々実践しています。
「お客様を手厚くもてなせば、利益は後からついてくる」と同社幹部。しかし、これは江戸時代、富山の薬売りが実践してきた理念「先義後利」ではないか。
ドラッカーも日本の商いから学んでいます。今日もやっていきましょう。愛を込めて。
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