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変化に逃げの一手は悪手 2月8日 Balance Continuity and Change 変革と継続の両立

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
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今日もあなたが良くなりますように。

今日は #2月8日 #丁酉 (ひのと・とり) #赤口 #針供養 の日。
#事始め =年神様を迎えるための正月行事が終わって、人の日常生活が始まるのが本日2月8日です。 
#Balance_Continuity_and_Change (継続と変化とのバランス)
#変革と継続の両立

ACTION POINT
#決定や変更にあたっては
#誰に知らせなければならないかを考えてください

このアクションポイントは舌足らずのところがあって、意味が不明です。
原文を見ると、こうなっています。

When you make a decision or a change, ask yourself, “Who needs to be informed of this?” (意思決定や変更を行う際には、自問自答してください。
「このことを知らせる必要があるのは誰か?」と)

ドラッカーは、急激な構造変化のこの時代において、生き残れるのは、自ら変革の担い手となる「チェンジ・リーダー」となる者だけであると記し、変化を機械として捉え、変化を意味あるものとする者になれ、とエールを送っています。

去年の7月の参議院選挙にて、「政治を人任せではなく、Do It Yourself(自分達でやる)で」と自己決定権を主張し、7月の参院選で180万もの得票を得、1議席を獲得した新党 #参政党 が登場しました。

彼らは、一見すると、ドラッカーのいう、チェンジ・リーダーにも見えました。

 しかし、ここ数ヶ月で、その本性がカルトと同様である、暴露され、勢いを失いました。
 実は、党員は、単に会費を取られるだけで、リーダーすら選ぶ権利なく、Do It Yourselfは虚偽、タダ働きだけさせる新興宗教のような政党であることが規約から判明し、裁判が提訴され、一時は10万人、と言われた党員数も離党者が続出。批判されています。

https://twitter.com/bvfo0yfpbfythcz/status/1622591652979417089 より

わずか数ヶ月で、熱狂した党員は、党本部の虚偽と嘘から手のひら返しの批判を受け、それに対して本部は、疑問や疑念に正面から答えるのではなく、釈明も討論もせずに逃げて、無視する作戦をとったため、その不誠実な対応が火に油を注ぎ、地方選挙で落選者や離党者が出始めています。

順風満帆だった船出から一転して逆風にさらされた「変化」に際して、その逆風を機会として捉えるのではなく、「逃げの一手」は悪手のように思います。
時事通信社による参政党の支持率は12月に比べ、0.3ポイント減となったのも、影響しているのかもしれません。

 さて、本日のテキストは、1999年発刊の 『 #明日を支配するもの 』第3章 #明日を変えるのは誰か#チェンジ・リーダー  4 #継続性との調和  103~105ページより。

#変革が常態となったからには継続性の基盤を堅固にしなければならない


去年のテキスト↓


 組織は、チェンジ・リーダーとして組織されるほど、継続性を確立し、変革と継続を両立させなければならない。そのための1つの方法が、変革のためのパートナーシップを継続性の基盤にすることである。
 変革と継続の両立には、情報への不断の取り組みが必要である。情報の不足と信頼性の欠如ほど、継続性を損ない関係を傷つけるものはない。したがってあらゆる組織が、あらゆる変化について誰に知らせるかを考えなければならない。このことは、協力して働く者がIT機器を通じて別々の場所で働く時代にあっては、とくに重要である。
 使命、価値、成果の定義など組織の基本にかかわることについては、継続性が不可欠である。変革と継続の両立を報酬、認知、報奨のシステムに組み込まなければならない。継続性に報いなければならない。もっぱら継続的な改善を行なう者も、変革を行なうイノベーターと同じように、認知と報奨に値する者として評価しなければならない。

(『明日を支配するもの』)

 変化について、ドラッカーは次のように記しています。

変化はコントロールできない。できることは、その先頭に立つことだけである。(中略)今日のような乱気流の時代にあっては、変化は状態である。変化はリスクに満ち、楽ではない。悪戦苦闘を強いられる。だが、この変化の先頭に立たない限り、企業、大学、病院のいずれにせよ、生き残ることはできない。(中略)チェンジ・リーダーとなることが、あらゆる組織にとって、21世紀の中心的な課題となる。チェンジ・リーダーとは、変化を機械として捉える者のことである。変化を求め、機械とすべき変化を識別し、それらの変化を意味あるものとする者である。

同書、82ページより

今日もやっていきましょう。愛を込めて。

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