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7月1日 Theory of the Business 事業の定義とは

 本日の #ドラッカー365の金言 テキストは、1995年刊『未来への決断』1章 事業の定義 34〜44ページ と、1974年刊『マネジメント-課題・責任・実践』20章:成功物語j:日本、ツァイス、IBM、1974年・上巻・408〜437ページ



今日のテーマ:
#Theory_of_the_Business
#事業の定義とは

今日の金言:
#明確でシンプルな事業の定義が成功する企業の特徴である

今日のACTION POINT :
#昨日スーパースターだった企業がつまづいてマネジメント不能の状況に陥っています
#それぞれの例について事業の定義に何が起こったのかを考えてください


スーパースターだった企業がつまづく理由は、次の通り。

 そのような危機の主たる原因は、いずれも物事のやり方が下手だったからではない。間違ったことを行なったためでもない。大抵の場合、正しいことを正しく行なっている。単に、実を結ばないことを行なっているだけである。それでは、その原因はなんだろうか?
 それは、組織の設立に際して基礎とした前提、組織の運営に際して基礎としてきた前提が、もはや現実にそぐわなくなったことにある。

1)組織をとりまく環境である。社会、市場、顧客、技術である。
2)組織の使命である。これが組織にとっての成果を明らかになる。経済や社会に対し、何を貢献するつもりかを明らかにする。
3)組織の使命を達成するうえで必要な中核的能力(コア・コンピタンス)である。これは組織がリーダーシップを維持していくためには、いかなる分野で抜きん出なければならないかを明らかにする。

この3つの要素で整えたのに、前提が変わってしまったことで成功企業が失敗へと転落していった、とドラッカー。

思いもよらなかった伏兵によって、大企業もひっくり返される時代が今の時代です。チャンスを見つけていきましょう。

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