大衆化がプロを殺し、プロの食い扶持の市場も失われる 8月23日 Ecological Niche: Specialty Market 専門市場戦略
おはようございます。
#8月23日 です。
暑さで体調崩していませんか?疫病も熱中症も心配です。
というのは、最近、知人の中でこむら返りや寝ている間に足がつる、という方のお話を聞くからです(医者じゃないけどね)。こむら返りや脚がつるってのは、マグネシウム不足から生じるそうで、脚がよくつる、という知人にマグネシウムを取るよう助言したところ、症状が改善したとのこと。
まあ、中高年になると、いろいろ不足してきたり、あるいは、糖尿病とか、健康に気を遣わざるを得ない世代になってきます。最近は、サプリやマグネシウムも廉価で入手できるいい時代になりました。やっぱり体が大事、健康第一なんで、メンテナンス大事ですね。
さて、このNOTEは、世の中の課題を #ドラッカー #365の金言 を使って、解決する。そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。
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今日のテーマは #専門市場戦略 です。
昨日の「専門技術戦略」↓と
今日の「専門市場戦略」。その違いは何かというと、
専門技術戦略・・・製品やサービスを中心に構成
専門市場戦略・・・市場に関する専門知識を中心に構成される
ということです。
例として出されているのはかつては金融市場で隆盛を誇ったものの、クレカの普及で絶滅状態のトラベラーズチェック市場。かつて誰もが旅行に行けなかった時代は成立していたけれど、旅行が広がり、大衆市場になってしまったら、専門市場の使命を終えてなくなってしまいましたという例なんですが、あまりにも事例が古すぎてよくわかんないと思います。
なので、次のような例を。
かつてインターネットに動画をアップするということは、特殊な技術が必要な特別な知識を有する1部のエンジニア兼映像ノウハウを持つ特別な人以外参入できない「専門市場」でしたから、2010年ごろの動画撮影は1回数十万円が課金できた「おいしい市場」でした。
ところが、現在のように、YouTube側も、撮影機器も、編集ソフトも廉価で品質の良い映像が誰でも簡単に制作できるようになり、子供の憧れの仕事=YouTuber、のような大衆市場になってしまうと、動画制作コストは暴落。もはや動画制作市場は成立せず、バイトに片手間でやらせろ、みたいなことになってしまって、すっかり儲からない=市場消失となりました。
ドラッカーは「最大の脅威は成功である。専門市場が大衆市場になってしまうこと」と記しています。
専門家はニッチな専門市場でしか生きられませんので、新しい動向、新しい産業、新しい市場などの体系的分析が必要です。このNOTEも、ドラッカー哲学専門でご紹介しておりますが、ただNOTEを書いているだけでは成長は見込めません。苦労しているわけです。そして、その苦労の多くは報われません(涙)。頑張ろう俺。
#専門市場戦略では小さな特別の市場をつくりだす 。
ACTION POINT