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1月19日 The Purpose of Society 社会の目的

#1月19日  金曜日になりました。今日を乗り越えれば、週末です。もう1踏ん張り、いい仕事仕上げていきましょう。

今日の  #ドラッカー#365の金言 テーマは、 
#The_Purpose_of_Society
#社会の目的

今日のテキストは、『 #産業人の未来 』より。
原書は第二次大戦中の1942年に発表されました。私の手元にあるのは1965年未来社発行の田代義範訳のもの。第2章 #機能的社会とは何か  28ページより。

 

 個人にとっては、社会的な位置づけと役割がなければ、社会は存在しないも同然である。(中略)位置づけと役割をもたなければ、見捨てられし者、根なし草である。

 バブル後就職できず、社会的な位置付けと役割を奪われ、「根無し草」にされた氷河期世代(2023年現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える)人たちにとっては、社会は存在しないも同然だっただけでなく、自分たちを切り捨てた団塊世代や社会に対して恨みすら抱えている人も少なくない。

 己の負担ばかりが増え、可処分所得の減少に直結していることに気づいた同世代の人たちは、2020年4月からのパンデミックでパニックに陥った団塊世代の老人たちから我慢を強いられたことを覚えている。

 民主党政権終了後、2012年安倍政権に代わって失業率が大きく改善。就業者数は2012年の6280万人から19年には6724万人に増加。完全失業率は12年の4.3%から19年には2.4%と改善。雇用が増え、人生のレールに乗れたことを感謝した同世代の人たちは少なくありません。

 あれだけメディアが「アベガー」批判を続けても、安倍首相の葬儀に多くの人々が献花のために長蛇の列を作ったのは、工作や動員ではなく、国民の心からの感謝の意だったんだ。

#位置づけと役割をもたなければ見捨てられし者
#根なし草である #退職した人にメールを送ったり一緒に昼食をとってください

 そして、先の見えない現在は乱気流時代。

 たとえ大企業や組織に所属していても、「板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)」のような不安定さの上で、かろうじて生きているようなもの。終身雇用の口約束は、いつの間にか反故にされ、何が起こっても不思議じゃない。そんな恐怖で仕事を強いられれば、やる気ある社員率わずか5%と最低国も当然のこと。

「やることばかり増え、仕事が苦しい」は、本音でしょう。

これからは、より仕事がしやすい、幸せが実感できる日本へと進めていきたいものです。その一助になれればと思っています。さあ、午後からもひと頑張り!

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