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人の強みを活かす。チームづくりの大切さ。 6月27日 Legitimacy of Management マネジメントの正統性

今日のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』(1974年)の下巻・「結論 経営者の正当性」 717〜722ページより。



#6月27日  木曜日 #ドラッカー #365の金言  のテーマ:
#Legitimacy_of_Management
#マネジメントの正統性

今日の金言:
#人の強みを生かすことが組織の目的でありマネジメントの権限の基盤である

今日のACTION POINT:
#ともに働く人たちの強みをすべて引き出してください

組織は、個およびコミュニティの一員としての人間が、社会に貢献し、かつ自己実現するための道具である。

経営者は、
1、経済的な業績を上げること。
2、仕事の生産性を上げ、労働者に達成意欲を与えるいこと。
3、社会と個人に「生活の質」を提供する

だけでは不十分で、
4、地域共同体(地域社会)から「正しい」「正当性がある」と認められること

とドラッカーは説いています。

組織をして、社会、経済、コミュニティ、1人ひとりの人間のために成果をあげさせることが、マネジメントの役割である。

組織ではなく個々の人間が主であり、経営者はそういう個人のもつ強みを生かすことである。それが組織の目的であり、マネジメントの権限の基盤である、と記しています。

優れた個人がただ集まっただけでは好パフォーマンスを生み出すチームにはなりません。ダニエル・キム氏の「組織成功循環サイクル」のグッドサイクルのようにチームケミストリーが生まれるような互いに尊重する人間関係が組織内で溢れることから、思考→行動→結果、とそれぞれがより良くなって行きます。

統帥(大軍の指揮)とは、方向を示して、後方(補給)を準備することである。

統帥綱領 より

統帥=マネジメントは、経営方針を示して、組織の関係の質を後方から支援することなのに、ついつい細かい事に気を配るマイクロマネジメントになりがちです。

本来、チームメンバーそれぞれの強みをどう発揮させ、関係の質を支援しながら、成果に結びつけていくことへといざなうことが求められているのに、余計な摩擦をマネジメントが生んで、成果が上がらないのは部下が悪いと愚痴っている。

良いチームづくりから始めよう。

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