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大企業だったツイッターも組織を大変革中。小さく組織に分権化してマネジメント体験させることでトップに相応しい人材育成できるとドラッカー 11月21日 Federal Decentralization: Strengths 分権制の強み


#11月21日  
#Federal_Decentralization :
#Strengths
#分権制の強み

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

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データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。


 “中央集権型の組織よりも分散分権型の組織の方が成果が生まれる設計になっている“とドラッカーはいう。

 多くの企業と仕事をさせてもらってきた中で言えることは、トップダウンにも利点はあるし、分権型組織にも利点があるということ。大企業にせよ、小企業にせよ、意思決定、そして、行動して成果を上げることに真剣であること。ある意味、「勝てば官軍」的なことは、どんな組織も多かれ少なかれあるものです。ということで、今週もやっていきましょう。

今日のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』46章 成果中心の設計:連邦分権制と擬似分権制 1974年版 下巻 323〜329ページより

 組織というものは、自ずから自然発生的に「できる」ものではないということである。組織の中で自ずから「できる」のは、無秩序や摩擦や間違った業績だけである。(中略)「組織を設計し、それを構築するには、思考や、分析や、システマティックなアプローチが必要である。」

同書、下巻 243ページ

 一般に、基幹活動を明らかにし、その貢献について分析を行なうことによって、組織の「建築用ブロック」が規定される。

同書、275ページ

分権制のトップマネジメントはまず第一に「われわれの事業は何か。また、どうあるべきか。」と十分に検討する責任を受け入れなければ成らない。また、会社全体の目標を設定し、それらの目標を達成する戦略を立てる責任を受け入れなければならない。

組織は生き物。目的に合わねば部署ごと無くなる。

ドラッカーはいいます。

 分権制のトップマネジメントはまず第一に「われわれの事業は何か。また、どうあるべきか。」と十分に検討する責任を受け入れなければ成らない。また、会社全体の目標を設定し、それらの目標を達成する戦略を立てる責任を受け入れなければならない。

同書、332ページ

 イーロン・マスク氏がツイッター社を買収。買収前のツイッター社と買収後のツイッター社は全くの別の組織となりました。

 それは、社員の約半数を解雇した、という報道でも明らかです。

 単年度で300億円以上も赤字を出していたのに、前経営者は是正することはありませんでした。それに我慢がならなかったんでしょう。マスク氏は「ツイッターの事業は何か。どうあるべきか」この事業定義、ビジョンを改めたのではないかと思います。
 つまり、事業買収前の経営者とはビジョンも事業も異なる、全く別のSNSに変わりつつある、と考えるべきです。

 単に、同社の株を買ったのではなく、新しいビジョンのもと、新しいSNS媒体としてツイッター社は動き出したと思われます。

 その一端が、ツイッター社が広報部門、キュレーション部門を全員解雇したことで見えてきます。

 これまでツイッター日本支社がタイムラインにある特定のメディアの記事が紹介されるよう「色付け」は是、だった訳ですが、マスク氏買収後は一切なされなくなったことはその顕著な変化の一部でしょう。

マスク氏が株を購入したため、上場もなくなり、IR部門も不要に。

 フォロワー1億人のイーロンマスクCEOがツイッターで呟けば、それがリリースとなるわけで、ノイズになる中間職やスタッフなど、経営が安定するまでは不要、ということなのでしょう。

 このように組織は生き物。
 一旦、マスク氏が事業を見直し、組織も再編成し直したら、必要な人材を組織内外からリクルートし、現場に投入するものと思います。

 株主が変われば組織が変わる。経営者が変われば組織は変わります。あなたも私もやっていきましょう。

#分権制の強みの1つが若いうちにトップ要員を識別できることである

 分権制によって、組織はいくつかの自立的な部門に分割できる。それらの部門は、それぞれが成果と全体への貢献に責任をもつ。それぞれが独自のマネジメントをもつ。
 大規模かつ複雑な組織を小規模かつ単純な複数の事業に分割する。仕事やスキルの虜となることなく、行っていることの意味をしり、全体の仕事に志向させることができる。目標と自己管理によるマネジメントが有効に働き、部下の数はもはや管理の限界によって制約されることがなくなる。責任の限界によって制約されるにすぎなくなる。
 分権制の最大の強みは人材開発にある。この一事だけで、他のいかなる組織構造よりも優れたものとなる。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)

ACTION POINT
#分権制を導入し
#最大限の責任を与えることによって
#最高の人材育成機関になってください


今日もあなたが良くなりますように。

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