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ツイッターの組織はどんなふうだったんだろう?そして、マスク氏が実務に取り掛かった現在、どのようになっているだろう? 11月16日 The Right Organization 組織構造の適切さ



#11月16日  
#The_Right_Organization
#組織構造の適切さ

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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さて、

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。

データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。よかったらぜひお読みください。毎週木曜日にはFBにて読者との交流会も行なってますので、この機会にぜひご購読ください。今日もあなたが良くなりますように。

 今日のテキストは、『マネジメント-課題・責任・実践』48章 組織に関する結論 1974年版 下巻 368〜373ページ、『明日を支配するもの』1999年 第1章 マネジメントの常識が変わる 2、第二の間違い〜組織には唯一の正しい構造がある 13〜15ページより

 今日のテキスト、『明日を支配するもの』の該当部分には、「組織における5つの原則」とあるけれど、今日のテキストには、4つしか書いてないね。
(1、透明でなければならない。2、最終的な決定権を持つ者がいなければならない。3、権限には責任が伴わなければならない。4、誰にとっても上司は一人でなければならない、の4つ)

なんでだろ??

省略?された部分はこちら。

 第5に、階層の数は少なくしなければならない。情報理論が教えるように、情報の中継点の1つ1つが雑音を倍加し、メッセージを半減させることを考えるならば、組織の構造は可能な限りフラットにしていなければならない。
 しかし、これらの原則は何をなすべきかについては教えない。何をなすべきではないかを教えるだけである。うまくいきそうにもないことを教えるだけである。これらは、建築家にとっての建築基準に似ている。いかなる建物を建てるべきかは教えない。制約条件しか教えない。

同書、14〜15ページ

フラットにする、という部分は、もはや合わないって判断されたのかしら??

また、『マネジメント』には、こうある。

「理想的な組織の構造」という1つの概念的なモデルについて考えて、組織の設計を行うというアプローチは、単なる理論ではない。逆に優れて現実的なアプローチなのである。
 しかし、また仮定を明らかに立てて、それを組織の現実によって検証するという現実的アプローチも、単なる「一時しのぎ」「やりくり」ではない。それは、選択可能な概念がいくつかある以上、理論的に見て健全なアプローチなのである。組織の設計は、理論的な概念の作業であると同時に、実験的な検証の作業でもある。このいずれかを欠くとき、得られるものは間違った設計である。(中略)組織は、目的達成のための手段である。それ自体が目的ではない。組織が健全であるためには、その構造が健全でなければならない。しかし、組織公おずの健全さが、そのまま組織の健康を意味するわけではない。企業が健全であるかどうかを判定する基準は、組織構造の美しさや明快さや完全性ではない。それは、「そこに働く人間による業績」である。

マネジメント、1974年版 下巻 371〜373ページより

 旧経営陣の元、6年間で社員数が倍増したTwitterは年間260億円も赤字だったという。イーロン・マスク氏が買収後、6日に経営者として実務に取り掛かった最初の仕事は、社員の約半数をクビにしたことだという。しかし、それは、倒産の危機にあったからだ、という報道されている。しかも、半数の社員が首になった後でも、側から見ててもTwitterは正常運営されているように見える。

 これまでの社員たちによる業績はなんだったんだろう?誰もが不思議に思い、マスク氏にユーザーが好意的なのもそういう点にある。

あなたはどう思いますか。

#自然発生的に生ずるものは #混乱#摩擦#不手際だけである


 1世紀前のマネジメントの先駆者たちは正しかった。たしかに組織には構造が必要である。しかし彼らが、組織の正しい構造は1つであるとしたことは間違いだった。マネジメントは、正しい構造を追求する代わりに、仕事に合った構造を探し、つくり、確認していかなければならない。
 組織構造にはいくつかの守るべき法則がある。
第1に、組織は透明でなければならない。誰もが自らの働く組織の構造を知り、理解できなければならない。
第2に、最終的な決定権をもつ者がいなければならない。
第3に、権限には責任がともなわなければならない。
第4に、誰にとっても上司は1人でなければならない。
 これらの原則は建築基準に似ている。いかなる建物を建てるべきかは教えない。制約条件しか教えない。

(『マネジメント-課題・責任・実践』『明日を支配するもの』)

ACTION POINT

#あなたの組織構造は透明でしょうか
#決定権の所在は明らかでしょうか
#権限には責任がともなっているでしょうか
#誰もが上司は一人だけでしょうか

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