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いいや、技術革新ではない、きわめて平凡ですよ。7月12日 Systematic Innovation 体系的イノベーション

「カイゼン」では間に合わない。イノベーションを始めよう。どうやって?
7つの機会があるぞ、と #ドラッカー  が教えてくれている。


#7月12日 #Systematic_Innovation
#体系的イノベーション


#成功する起業家は女神の口づけを待たない
#働く

 イノベーションのためには、7種類の機会を調べなければならない。
 最初の4つは、組織の内部あるいは産業の内部の機会である。第1が予期せぬこと、すなわち予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事である。第2が現実にあるものと、かくあるべきものとのギャップである。第3がニーズである。第4が産業と市場の構造変化である。残りの3つは、組織や産業の外部の機会である。第5が人口の変化である。第6が認識の変化、すなわちものの見方、感じ方、意味の変化である。第7が発明発見による新知識である。
 これら7つのイノベーションの機会は互いに重複する。角度の違う壁に取りつけられた7つの窓に似ている。窓から見える景色は隣の窓とかなり重なる。だが、部屋の中央から見える7つの景色は異なる。

(『イノベーションと起業家精神』)


ACTION POINT
#イノベーションのための7つの機会 、#すなわち予期せぬこと、#ギャップ、#ニーズ、#産業の構造変化、#人口の変化、#認識の変化、#新知識について調べてください。

本日のテキストは、1985年刊『イノベーションと起業家精神』 55〜56ページより。

イノベーションというと、難しく思えるし、実際難しそうである。
ところが、ドラッカーはそうではないと説く。

 成功したイノベーションのほとんどはきわめて平凡である。それらは変化を利用したに過ぎない。従って(中略)イノベーションのノウハウは、変化に関わるノウハウである。すなわち、企業家に対して機会を提供する典型的な変化についての体系的な検討のノウハウである。

同書、55ページより

しかも、体系的なイノベーションの機会は、7つの領域において探すことだと説いています。

組織内あるいは産業内に起こった変化から見つける
1、予期してないこと
2、現実とのギャップ
3、ニーズ
4、産業と市場の構造変化

外部変化から見つける
5、人口の変化
6、認識の変化
7、発明発見の新知識

ということで、明日からそれぞれの項目について掘り下げていきますので、お楽しみに。今日を変えていこう。愛を込めて!


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