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1月31日 A Functioning Society 機能する社会

今日も #ドラッカー #365の金言  のテキストから、より良い人生への道を進んでいきましょう。

#1月31日  水曜日のランチタイムです。
#甲午 (きのえ・うま)
#A_Functioning_Society
#機能する社会

本日のテキストは、『 #産業人の未来 』(1965年 未来社) 第2章 機能的社会とは何か 25~26ページより(『イノベーターの条件』は未調べ。)。

あっという間に1月も今日で終わり。
この1ヶ月を振り返りますと、元旦から大きな災害に見舞われました。

まずは、このたびの能登半島地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧が実現しますことをお祈り申し上げます。

震災と津波。海岸が数mも隆起した、という地域もあるようです。自衛隊はじめ土木・建設業の方々の懸命な活動によって、道路の復旧から始まった甲辰の年。

壊れて漏れ出したのは、地震ばかりではありません。

既存政党政治家の裏金、行政、地方自治、学者、NPOなどが重層的に関わり合っての腐敗、さらには、不法移民、台湾有事、人口減少、就業人口減少、自然破壊、NPOや学術会議などの公金ちゅーちゅーなど・・・あらゆるところで、戦後70年、山積させて先送りしてきた問題が歪みとともに隆起し、明らかになったような気がします。昨年末からダイハツ、豊田織機とこの1ヶ月で自動車産業系の不正も明らかになりました。

その一方で、自衛隊や土木・建設業の方々のご尽力によって、予定よりも早いスピードでインフラの復旧は進んでいます。困難地域にお住まいの方々も数ヶ月の避難生活を経ることで、身の安全と日常に近い生活が保たれ、インフラや通信が復旧したのちに帰郷することができるようです。

災害の多いわが国ですが、1985年阪神淡路大震災、2011年東日本大震災・長野県北部地震、2016年熊本地震、2018年広島豪雨災害、と経験を重ねることで、私たちも被災がより少なくなるよう訓練も行なっています。

発災後の手順や手続きも段々と洗練され、他所から入り込む火事場泥棒のような狼藉や自己PRのようなボランティア集団が行われないよう予防されて、スムーズな復旧復興が実現できるようになっていることは、日々の積み重ねと改善を繰り返すわが国の伝統的な仕事ぶりの賜物でしょう。

もちろん、クリックしたら、すぐに物品が届くような、そんなオペレーションとは行きませんが、それでも、過去の被災に比べて、着実に発災から復旧にかかる日数は、短くなってきたように感じます。

「エラーしてもいい。エラーから次のプレイが大事」とは、スポーツ教室で習うことですが、甚大な被災を受けても、そこから立ち上がり、立ち直ることを、私たちは、日々学んでいます。

今月だけで、さまざまな歪みや澱みが出てきました。批判も大事ですが、「次に私たちは何をするべきか」そこに取り組むこと。取り組むことを決めたら、ひたすらにやっていく。それが大切に感じています。

これから数ヶ月、あるいは、数年かけて、私たちは、これから、こうした歪みや汚れをきれいにしていくことによって、より良い世界を作っていくのです。

個人にとっては、もし社会的地位と機能を持たなければ、社会は存在しない。社会は、その目的、目標、理念および理想が、個人の目的、目標、理念および理想の面から意味をなす場合にのみ意味があるのである。個人生活と集団生活の間には、明白な機能的関係がなければならない。

『産業人の未来』 27ページより

#ドラッカー が1939年に発表した『経済人の終わり』と第二次大戦中の1942年に発表した『産業人の未来』には、位置付けと役割を失い、社会から放り出された個人の失望、やるせなさ、絶望から多くの人が全体主義に頼ったことが記されています。全てを失った人にとっては、社会など存在しない。生きる気力も失ってしまった人も少なくありません。そんな人たちは、せっかく助かった命すら自ら断つようなことにならないよう、支え合える社会が実現できるように。

今日も自分のできることをやっていこうと思います。

#権力に正統性がなければ絆としての社会はありえない
#イラクの新政権が正統であるためには何が必要かを考えてください
#国民一人ひとりに位置づけと役割をもたらすには何が必要でしょうか

今日もお読みくださり、ありがとうございました。


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