悪徳医師のやり口

藁をも掴む患者と家族に藁を売る。それが悪徳医師。

本を書き、著名な作家やコンサルらを味方につけて、説得させる。「●●が治る勉強会」みたいなので、話をして、俺のようなカモを集める。そして、クリニックへ誘客だ。そこで、治療と称しておこなわれていること。効かない薬草蒸しを奨め、高額な薬（保険が効かないやつ）を処方して毎回診察料金数万円。驚かされることばかり。それでも、藁をも掴むから、なんとか家族を救いたいから、という想いがあるから、信じて払い続けた。

終末医療に関わるのは、心あるいい医者のみだ、院内診療しかしない医師はひどい奴だ、と批判していたから、なんでだろう？と思ってたが、実は、それは、自分はいい医者だ、というブランドイメージづくりだったと知ったのは、医療クリニックのコンサルを体験し、その報酬のからくりを知ってから。

なんだ、そうなってたのか！自分たちの保険制度がどうなっているのか、どう使われているのか、俺たちは、あまりに無関心だった。

知って驚いた。