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資本主義の経済進歩成長は、欲得から正当化されるものではない。誰もが貧乏は嫌なのです。貧乏から脱するという社会目的達成の手段として正当化される。10月18日 Capitalism Justified 資本主義の正当化

おはようございます。このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

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#10月18日  
#Capitalism_Justified
#資本主義の正当化
#経済人の終わり

今日のテキストは、ドラッカーのデビュー作1932年に記された『「経済人」の終わり』2章 大衆の絶望 より。

 「経済人の終わり」は、資本主義に絶望し、社会主義・マルクス主義にも絶望し、宗教にも絶望した大衆が、合理性を手放し、自由も平等も何の意味があるものか、とファシズムへと流れていく様が記されています。今の日本を取り巻く状況と非常に似ているものが感じられます。

誰もが貧乏は嫌です。私も嫌です。貧乏に戻りたくありません。
腹が減ったら、昭和のひもじい時代ならともかく、今は、昆虫など食べたくありません。安心して肉や魚、ご飯、ラーメン、ケーキも食べたいのです。「億万長者になりたい」、「自分だけうまくやりたい」わけじゃないのです。

 そう高望みはしない。ただ、人並みに暮らしたい。そんなささやかな願いを叶えたい。それが叶えられる、と信じて、これまで、この日本の資本主義を信じ、この自由平等を支持する社会で、それぞれが日々頑張って仕事に取り組んでいます。

 ガダルカナル戦闘中では人は人に優しくなれませんが、強くなれば、豊かになれば、人は人に優しくなれます。

 それは、YouTubeに登場したばかりの時、ササクレだち、世間に喧嘩を売って暴露動画をアップしていたガーシー氏と、参議院議員となって、本も売れて、議員としてのガーシー氏とを比較してみても明らかです。

 稼いで、家族で楽しく暮らせていた日本は、遠い昔のこととなってしまったのでしょうか。今日もやっていきましょう。

#資本主義は利潤を積極的に評価した唯一の信条だった

 資本主義は、自由で平等な社会は、私的利潤を社会行動の最高の規範とすることによってもたらせると期待する。資本主義が利潤動機を発明したわけではない。利潤は、いかなる社会秩序のもとにおいても個人の主な動機の一つだった。今後ともそうであろう。
 しかし、資本主義こそ、自由で平等な社会を自動的に実現するための手段として、利潤を積極的に評価した最初で唯一の信条だった。それまでは、私的な利潤動機は社会的には有害なもの、あるいは少なくとも中立的なものとされていた。
 それゆえに、資本主意は、経済的な領域に対し独立性と自立性を付与した。経済活動を上位に位置づけた。まさに、経済的な進歩が千年王国を実現するがゆえに、経済的な目的の実現のためにはあらゆるエネルギーを注がなければならないとした。それが資本主義だった。しかし、それは本来の社会的な目的を実現できなければ、意味をなさず、正当化もされないはずのものだった。

(『「経済人」の終わり』)

ACTION POINT

#あなた自身とあなたの組織の経済活動が社会的な目的の実現にどれだけ貢献しているかを考えてください


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