4月11日 リーダーとしての4つの能力
おはようございます
#ドラッカー #365の金言 #4月11日 #リーダーとしての4つの能力 #リーダーは仕事に目を向ける 。 #重要なのは仕事であって自らはその道具にすぎない 。
このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。
“汝の時間を知れ“ ドラッカー
上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。
編者のマチャレロ教授は
“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“
と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。
著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。
今日のテーマ:リーダーとしての4つの能力
今日のアクションポイント: #毎週金曜の午後10分割いて人のいうことが聞けたか・わかってもらえたか・やり直せたか・自分を仕事の下におくことができたかについて自分宛の週間レポートを書いてください。
あー、これはいい習慣ですね。
4つの能力とは、
1)人の言うことをきちんと聞く、
2)自分のことをわかってもらおうとするコミュニケーション意欲、
3)言い訳しないこと。「うまくいってないからやり直そう」と言えること、
4)重要なのは自分を仕事の下に置くこと、すなわち、自分中心ではなく「仕事」中心であると自覚的になること。
とりわけ、この4番目の能力がかなり重要に感じます。
「自分を仕事の下に置く」って表現は、いまいちわかりにくいんですが、そもそも仕事というものは、顧客の課題解決や新しい機会を生み、社会に貢献する目的で己が献身するものです。己の献身が、いつの間にか自己のエゴを満たすものに変わってしまうことがあるのです。いわゆる「魔がさす」と言うものです。他がための仕事なのに、己のエゴを振り回す、自我拡大になってしまうことがあるのです。
例えば、お客様の暮らしやすさを実現するための住宅をデザインしていたつもりが、いつの間にか、自分のやりたい設計になっていって、自分のエゴをお客さんに納得させるような家づくりを押し付ける、みたいなことです。
仕事ができる人、能力が高い人は、ついつい、仕事よりも自分の能力を誇りがち。そのため自己中心的に振る舞ったり、他人を妬んだりエゴを振り回したりとなりがちです。
これね、仕事へのプライドがいつの間にか自分へのプライドにすり替わってしまう瞬間ってあってですね、トラブルになりがちです。
確かにあなたがヒーローなんだけど、、、そこを、一歩引いて、状況を俯瞰できると、もっと人間的に成長できるんだよなぁ。。。ってことを優秀な人たちと仕事したときに感じたことがあります。
能力的にも人格的にも優れた大学教授やお医者さんや社長さんらと仕事すると、エゴを振り回さない高潔さというか、人格から生まれる暖かみを経験することができました。
若いうちから、自分は客観的に見ていたつもりでしたが、やっぱり、「俺が、俺が」でやっちゃうことって少なくなかったと思うんですよ。
まあ、それが若さってことでもあると思うんだけど、度が過ぎた自己PRはやっぱり(日本では)引かれちゃいますよね。
そこらへんの感覚って人生の「過程」(過ちを繰り返しながら程よく進むこと)によって磨かれていくものと思います。
エゴなしで専心して取り組んだ仕事は、思いがけない成果をもたらします。例えば、最近ですと、全く己の私心なく社会のため献身しておこなったこの広報PR活動(ここをクリック)は大きな成果となりました。
そんなわけで、「己を虚しゅうする」、と古人が言ったことは、正しいことなのだ、と身をもって理解した次第です。
そういうわけで、今日もやっていきましょう!