215日目（喉元過ぎればあとは糞になるだけや）

今回のラーメン評論家出禁騒動は色々な面で色々なものを炙り出すことに成功しているような気がする。
今までの自分を振り返ってみても、少なくとも覚えがあるようなことも多々あり自戒を込めて今回の件をチェックしている。やはり自分がされて嫌なことは人にしないようにしよう、が積み重なって遅々として進まぬとしてもそれはアップデートと呼ばれるものの一助となっている気はする。
ただ、自分が関わりなかったり想像が及ばぬものについては未だに昔のままの思考だったりするのかもしれないが。

こういった件を見ていると「ヤバいなあ」と思いつつ、加害の対象者である中年と自分が年齢的にも重なることもあり、そこで振り返ってハッと気づくことも多い。思い出すと言っていいかもしれない。
あの日あの場所で誰それに言ったあの言動、行動はどうだったのか。思い出して落ちたり。

兎角、自分とは関わりのない人の心情まで想像しなきゃいけない現代において、少なくとも身近な人達に対しては後悔のないような言動や行動を取りたいと思った44歳の秋。