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きうじうににちめ(すれちがう)

雨が降ってなければ毎日のようにチャリである程度決まったルートを走る。
気分次第でいつもより距離を走ることもあるけど商店街のチャリ通行できる区間を通るのは変わらない。
毎日同じようなルートを走っていると、ほぼ毎日のように見かける人が数人いる。
澤穂希によく似た中年女性、スポーティーな格好の30代くらいの男性、ロック系のTシャツをよく着てる中年男性、その3人は日がな1日ひたすら歩いている。そして3人ともその行動範囲は広い。
あと、チャリに乗ったり歩いたり、マスク無しで一人宙空に向かって常に話している年齢不詳のイノセントな男性。この人もその行動範囲はかなり広い。
ほぼ毎日のようにすれ違うが、言葉を交わすことはもちろん目を合わせたこともない。少なくともこちらは「今日もいたな」と意識はしているが向こうはどう思っているのかはわからない。

高松に来て7年になるが、最初の4年くらいほぼ毎日見かけるホームレスのおっちゃんが2人いた。
1人はタイヤの無い自転車にビニールテープをぐるぐるに巻いてその自転車と共に行動しているおっちゃん。
もう1人は年がら年中ダウンのような厚い上着を着ていたおっちゃん。
自転車のおっちゃんはライブ帰りの時に夜中商店街を歩いていると片原町とかに地べたに座ってたりした。
厚着のおっちゃんは車を運転していると屋島とか庵治とかで見かけるほど行動範囲は広かった。
その2人はこの数年見かけたことが無い。

この話は別にオチもなく、何を言いたいってわけではないけど、時々見かけるメガネをかけて無表情でチャリを猛スピードで漕ぐオフィスレディとお知り合いになりたいなあ。

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