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245日目(裁判官)

昨日ポストに香川県選挙管理委員会発行の衆議院比例代表選出議員選挙選挙公報(四国選挙区)と衆議院小選挙区選出議員選挙(香川県第1区)候補者選挙公報と最高裁判所裁判官国民審査公報という、それぞれ新聞紙のような印刷物がポスティングされていた。
比例や小選挙区に関してはテレビやなんやで自分なりのチョイスができるくらいの情報は入ってくるが、毎回投票に行くと何のための投票だろうと思ってしまうのが最高裁判所裁判官国民審査だ。
聞いたこともない名前を投票所で見て落としたい奴に✖︎をつけろというあれだ。
毎回白紙で提出するか、虫の居所が悪ければ名前からインスピレーションで「こいつは絶対悪い奴だ」と一方的な決めつけで✖︎をつけたりする。

そんな感じなので、こういった情報が載っている公の印刷物が配られるのはありがたいと思いながら最高裁判所裁判官国民審査公報を見てみる。
公報には各裁判官の「略歴」「最高裁判所において関与した主要な裁判」「裁判官としての心構え」という項目がある。
ベテランであろう裁判官は小難しく回りくどい言い回しの裁判例を書いているが、中には「最高裁判判事就任後日が浅いため、特に記すべきものはありません」なんて書いているルーキー裁判官もいたり。

けどね流し見して思ったのは、いくら取り扱った裁判例を色々書いても、どれも外面のいい判例ばっかりで、例えば殺人事件で冤罪として無罪とした人物が後々重大な殺人事件を起こして捕まりましたとか、そういう判例があればそれを書くべきなんじゃないかと思ったり。
そうじゃなけりゃ落としたい奴に✖︎つけて投票する意味すら無いと思うんですがね。

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