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ななじういちにちめ(ふくめんちゃりあらわる)

前日に酒を抜いた代わりにドーナツと牛乳というコンボがハマりすぎて調子に乗りすぎたのか牛乳1リットルを2時間ほどで飲み切った。そのくらいの量なら普通の牛乳ユーザーならどってことないとは思うが、僕はお腹弱弱人間だ。案の定、夜中に下痢目覚めで今朝までそれは尾を引いた。

午前中は月曜の仕事の準備をして、昼過ぎに仕事の打ち合わせがあったので昼休憩に入った。昼飯もゲリバラだったのでどうしようかと街をチャリで彷徨っていると、ポリ裏辺りで並走してくるチャリがいた。
僕はイヤホンをしていたので気づかなかったが、並走してきたチャリに乗った人が何やら僕に声をかけていたようだ。
並走してきたチャリの人は何やら手帳のようなものをかざして僕に止まるよう促した。警察だった。
警察の制服を着ているわけでもなく、イメージ的にはこんな感じ。

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ヘルメットをかぶり、スポーティーで地味なジャケットにスラックス。一見すると通勤途中のサラリーマンのようだ。
覆面パトカーならぬ覆面チャリがいたなんて聞いたことなかったので、思わず「最近はチャリでも覆面があるんすか」と言うと若い警官は「いや、覆面じゃ無いんですけどね」と答えた。どう見ても覆面じゃろがい!
イヤホンをしてチャリに乗っていたため呼び止められたが、罰金や科料の類はなく、身分証明書の提示すら無かった。
ただ、交通違反でよく見る縦長の印紙を取り出し、住所氏名だけを聞かれ、防犯登録を一瞬確認され、その印紙にどう見ても記録として体を為さないような書き殴りをしていて、住所の番地まで答えてさあこれからマンションの屋号を答えようとすると一方的に聴取を終了させられた。
えっ?待って?なんのための聴取?
その印紙の写しを渡されるものと思えば、それも渡されず本当になんのための呼び止めだったっかよくわからない。
その後、これから気をつけてくださいとだけ言われて解放。

よくよく考えるとポリ裏に来るまでに同じような格好をした人がいたなあと思い、ウロウロしてると南新町に僕を呼び止めた人を含めて3人、ライオン通りで2人を確認した。
単なるサラリーマンを見間違えたと思われるかもしれないが、きっちり取り締まり現場も見たので間違いない。
チャリはおそらくその警官の私物だと思われるが、ヘルメットにスポーティで地味なジャケットにスラックス、リュックや肩掛けカバンをかけて周囲を見回している若い警官ということは共通していた。
声かけされなかったら気づかないと思うが、一度その法則性を見つけたら逆に目立ちすぎている覆面チャリ軍団でした。

他の地区ではどうかわからないけど、高松商店街でチャリに乗る人はその姿にピンときたら御用心。

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