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(どぅあ)
2023年6月7日 12:00
その日は、えらく綺麗に星が映る日だった。君から突然かかってきた電話で、少しだけ会話が弾んでいた。君に誘われる様にカーテンを少し開けた時、一筋の流れ星が光っては消えた。「ちゃんと唱えれた?」なんて少しだけ笑いながら君が言うから、「まぁね、そのくらい余裕だよ」と少しだけ強がった。時刻は午前一時三十二分。ふわあと欠伸をひとつこぼした君は少しだけ恥ずかしそうに笑った。「あ、起きた。」 聞き覚えしか